転生しちゃった系のじぇーけーは原作ぶっ壊しに行きます

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｢ママ、パパ？
なんで床で寝てるのさ
血糊でも被ってるのかい？
ドッキリしてもうちは驚かないよ？｣

正直もう既にわかってた

脈の測り方も知っていた、けど認めたくなかったんだ

あぁ、うちはこんなにあなた達のことが好きだったんだね

いつもみたいな正常な思考ができないや


しばらくの間そこに座り続けていた

もう何が何だか分からなかった


通り魔？こんな山奥に？

お金ならあげてもお互いがいればいいような2人に？


｢おいおい、生きてるガキがいんじゃねえか
なんでこんなにチビなのに話してんだぁ？｣


声が聞こえたと思って振り向いたらそこにはありえない色をしたものが立っていた


(人？
いや、人はあんな色をするものなのだろうか？
でなければなんだ？)

急激に身体が冷えていく感覚が起こった


｢炎の呼吸、壱の型、不知火｣


え、炎の呼吸？
そんなもの現代にあるわけが無い

しかもそれを使ううちの知ってる人の声はもう少し高い


｢もう大丈夫だ、少女
俺の名は煉獄槇寿郎だ
君の仇である鬼は斬った｣


鬼だなんて信じられない

けど信じなければいけない光景がそこには広がっていた

先程切られたものは塵となっていってる


そして、そこにはよく知っている人にすごく似ている人が立っていた

鬼滅の刃の炎柱、煉獄 杏寿郎に

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