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トライアングル age14 ページ46

私,結衣ちゃんが羨ましいな。虫のチェキが貼ってあるとはいえ,彼氏からすぐにプロフがもらえて,しかも「好きな人」の所に自分の顔があって。私は隣の高尾の席を見た。本人は今,席を外しているけれど・・・・・・。花日「・・・・・・高尾のプロフ,私,まだ貰えてないんだよね」まりん「え。あんた達付き合ってんのに!?」まりんちゃんに,思いっ切りびっくりされてしまう。予想以上の大きな声に私の方が慌ててしまって,いや,でも,プロフ渡したのがそもそも昨日の下校時間だから・・・・・・なんて,もごもご言い訳をしていたら,「や〜だァ!花日ちゃんったら高尾君のプロフ,貰ってないのぉ〜〜〜!?」すごく嬉しそうな顔をした心愛ちゃんが,すすすーっと近付いてきた。心愛「信っじらんない。心愛なんて,同じクラスになったその日に書いて貰ったよぉ。ほら〜!」心愛ちゃんはプロフを一枚,ぴらぴらさせてアピールする。可愛い色の用紙には,表も裏も沢山書き込んであって,あれが本当に高尾の字だとすると・・・・・・かなり色んな情報が入っているみたいだった。心愛「彼女なのに書いて貰えないなんて,それ,彼女失格だね〜!」がーーーーん。失格って,そ,そうなの!?
「うるさいんだけど?」「と言うか,それって前に書いて貰ったものなんでしょ?」「あんたに,忠告しといてあげるわ。好きな物や嫌いな物なんて,変わるものよ?だから,見栄張っても良いけど,後悔しないようにね」「蓮華,言い過ぎだよwけど,同意かな」蓮華「さつき。いいでしょ。別に。さっきさ,プロフ書いて貰えないなんて彼女失格って,言ってたけど。私も征に書いて貰ってないわよ?」さつき「彼女失格?そんなわけないじゃない。私だって,テツ君に書いて貰ってないよ?」心愛「ふたりとも彼女失格じゃない!」蓮華&さつき「はぁ?そんな訳ないでしょ。情報なんてね,あっという間に変わるものなのよ?だ・か・ら,書くんじゃなくて話すの。今,好きな物を知る為に。プロフなんて無くてもね,気持ちが変わらない限りやっていけるのよ。ね?征/テツ君」赤司「嗚呼。俺は,蓮華と話したいからプロフを書かないんだ。そうだろ,テツヤ?」黒子「はい。僕も,さつきさんと話したいのでプロフを書いてないんです」赤司&黒子「それに,話せば話す程,蓮華/さつきさんの新たな一面を垣間見る事が出来るし/ますし,その一面を見る度好きになれるから/ますから,俺/僕達にとってのメリットが大きいからね/ですしね」とクラス全体に聞こえるくらい大きな声でそう言って締め括った。

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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:蓮華のホームページ?by赤司 そんなものはありませんby黒子 相変わらず息ぴったりbyキ...  
作成日時:2022年10月3日 0時

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