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Wデート age6 ページ16
まりん「あとはリップで唇をぷるぷるにして,ハンドクリームで手はなめらかに!」コレ大事,テストに出るから!と強調するまりんちゃんに,私達は首を傾げた。結衣「唇と,手・・・・・・?」花日「なんで?」カンの鈍い生徒に,まりん先生はチッチッチッ,と人差し指を自分の唇の前で左右に振った。まりん「何寝ぼけてるの?デートっていったら,ドキドキの待ち合わせからはじまり,手を繋ぐイベントを乗り越えて,最後はキスでしめる!これでしょ」これでしょ,って・・・・・・。ぇぇぇえええーーー!?パニックを起こした私の横で,結衣ちゃんもワタワタしている。「そそそそそそんなことあるのっ!?」まりん「一発目で仕留めるのが基本だって,お姉と蓮華姉とさつき姉が言ってた」い,一発目で・・・・・・仕留める・・・・・・。ううう,まりんちゃんのお姉さん&蓮華ちゃん&お姉ちゃん,恋愛ハンターとして凄腕すぎるよー!花日「い,今からドキドキしすぎる〜〜〜〜〜!」私が言うと,結衣ちゃんがコクコクと頷いた。まりんちゃんが,そんな私達に微笑む。まりん「でもふたりとも,恋する乙女ってい顔してる。すっごく可愛いよ」可愛い・・・・・・?確かめるように結衣ちゃんの顔を見た。・・・・・・ホントだ。結衣ちゃんは元々美人さんだけど,今は瞳がうるうるして,頬から目元までピンク色に染まって,まるで童話のお姫様みたいに可愛い。私もなれるかな?可愛い女の子に。デートで会った時,高尾に「可愛い」って思ってもらえたらいいな・・・・・・。
いよいよ今日は結衣ちゃんと私の,記念すべき初デートです。
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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:蓮華のホームページ?by赤司 そんなものはありませんby黒子 相変わらず息ぴったりbyキ...
作成日時:2022年10月3日 0時