42話 ページ44
『え………?
は?
え………?』
松下「面白い反応をするんだね、Aちゃんは」
いやいやいや、今、あの人好きって言った?
空耳か?
自意識過剰なのか!?
ま、まぁ、とりあえず………
『なんて言いました?』
聞き返そう。
うん。それが1番ベストだろう。うん。
松下「何度でも言ってあげるよ。
Aちゃんが好き」
聞き間違いじゃなかった――――!
僕はどうするのがいいんだ!?
つーか僕、最近告白され過ぎだろ………。
孤爪[A、好き]
夜久[A、好きだよ]
思い出すな僕!!!!///
顔に熱が集中するのが分かる。
あぁ、クソ………///
松下「妬けちゃうなぁ………」
顔を上げると、松下先輩が大人な微笑みを浮かべているのが目に入った。
松下「今、Aちゃんの頭の中、バレー部の人達でいっぱいでしょ」
『なっ!そんなわけ………!///』
間違ってないから強く否定出来ない!
松下「俺の前で他の男の事考えるの禁止」
いつの間にか目の前に立っていた松下先輩は妖しく微笑んだ。
でも、顔整ってるからキレイだ………。
思わず見とれてしまう。
松下「どうするの?返事。
断ってもいいよ?
簡単には諦めないけどね」
『あ………う………///』
松下「顔真っ赤だね。
………じゃあ、キスしたら、どうなる?」
腰に腕が回って、離れられない。
キレイな顔がどんどん近付いて来る。
『ちょっ、ま………!///』
手で、松下先輩の体を押すが、びくともしない。
『や………!』
ギュ、と目をつぶった瞬間。
?「何してるんだ!!」
人の声がして、残念そうに松下先輩は僕から距離を取った。
『っ、黒尾さん!?』
鬼の形相で、松下先輩を睨む黒尾さん。
黒尾「うちのチームメイトに手を出すな」
松下「まだ出してないよ。
未遂なんだから、そんなに怒らないでよ」
黒尾「ふざけんな。
お前みたいなヤツが手を出していい女じゃねぇんだよ」
松下「ふーん………。
それって、本気の恋でも?」
意味ありげに言う松下先輩。
何を考えているのか、本当に分からない。
松下「だいたい、チームメイトの恋愛事情にまで、キャプテンが口出しするの、おかしくない?
大切だとしても、明らかに行き過ぎた行動だと思うけど」
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サクラ - コメントありがとうございます!研磨、私も好きです!自分で書いててドキドキしてます! (2018年9月25日 18時) (レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃそ(プロフ) - け、け、け、研磨ァァァァァ!!ときめきが止まりません!!更新楽しみにしてます!!頑張ってください! (2018年9月24日 21時) (レス) id: a3c7e486a5 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 友達に教えてもらって、コメントの書き方を習得しました!見てくださる方、コメントをくださる方、本当に感謝です!ありがとうございます! (2018年9月22日 17時) (レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
ねおここ(プロフ) - とても面白いですね!!こういうのはほんとワクワクします!!更新頑張ってください!!よければ私の作品も…なんておこがましい!!頑張ってください!(〃ω〃) (2018年9月11日 18時) (レス) id: ededd21401 (このIDを非表示/違反報告)
研ガースー - めっちゃ面白いですね!!!( ; ゜Д゜//)こうゆうお話個人的にすごく好きです(’-’*)♪続き気になります\(^o^)/頑張って下さい!応援してます(*^.^*) (2018年9月8日 18時) (レス) id: 306d9c59e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクラ | 作成日時:2018年8月20日 11時