２３話 ページ24
Aside
『じゃあな、飛雄』
影山「おう。またな」
菅原「他に語る事ないの？」
呆れた様子で言う孝支先輩。
『言葉は多く語るものでもありませんよ。
むなしくなるだけですから』
夜久「Aのクセに今のカッコいいな」
『クセにってなんですか!?』
菅原「烏野に来る事、考えといて」
『はい。自分なりに真剣に悩みます』
夜久「俺的には烏野に行かないって言ってほしいんだけどな」
『それは難しいですね』
夜久「なんでだよ」
『飛雄、ん』
影山「ん」
握り拳を突き出すと、飛雄も作って、コツンとそれをぶつける。
菅原「カッコいいべ………」
夜久「本当に………」
虎さんは田中先輩達と和解したみたいだし、黒尾さんも大地先輩と見た感じでは仲が良さそうだ。
見た感じでは。
菅原「そういえばさ」
『なんですか？孝支先輩』
ちょいちょいと指で手招きをして、僕を呼ぶ孝支先輩。
僕の耳に唇を近付け耳打ちする。
孝支「A、女だろ？」
『なっ!!』
衝撃の一言に僕は思わず後ずさる。
なんで知ってんだ!?
菅原「確認したかっただけだべ。
みんな乗ってるんだからAも早く乗るべ」
どうやら口外する気はないらしい。
『………では、またいつか』
菅原「またな！」
ニッと歯を見せて笑う孝支先輩はカッコ良かった。
まさか孝支先輩にバレているとは………。
猫又「走って帰るか？A」
『それはマジ勘弁ッス！』
僕は走ってバスに乗り込んだ。
・
『研磨先輩、隣、失礼します』
孤爪「あっ、うん」
という会話をしてから少し経つけど、それ以来何も会話がない。
いや、なんとなく話しづらいんだよな………。
研磨先輩、寝たいかもだし。
う〜ん。
孤爪「ねぇ」
『なんですか？』
研磨先輩から話しかけて来た、だと………！
ちょっと嬉しいな。
孤爪「さっき、あっちの３年のセッターと何話してたの？」
『え？
別に普通の事ですよ？雑談みたいな』
いや、あれ、雑談なのか？
孤爪「………そう」
そしてまたもや沈黙………。
孤爪「………新幹線の中でも隣、座っていい？」
『もちろんですよ。光栄です』
僕がそう言うと、研磨先輩に、ふいっとそっぽを向かれてしまった。
な、なんで………！
孤爪「(笑った顔、可愛すぎ………///)」
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サクラ - コメントありがとうございます！研磨、私も好きです！自分で書いててドキドキしてます！ (2018年9月25日 18時) (
レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃそ(プロフ) - け、け、け、研磨ァァァァァ！！ときめきが止まりません！！更新楽しみにしてます！！頑張ってください！ (2018年9月24日 21時) (レス) id: a3c7e486a5 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 友達に教えてもらって、コメントの書き方を習得しました！見てくださる方、コメントをくださる方、本当に感謝です！ありがとうございます！ (2018年9月22日 17時) (レス) id: 95f0db3da0 (このIDを非表示/違反報告)
ねおここ(プロフ) - とても面白いですね！！こういうのはほんとワクワクします！！更新頑張ってください！！よければ私の作品も…なんておこがましい！！頑張ってください！(〃ω〃) (2018年9月11日 18時) (レス) id: ededd21401 (このIDを非表示/違反報告)
研ｶﾞｰｽｰ - めっちゃ面白いですね!!!( ; ゜Д゜//)こうゆうお話個人的にすごく好きです(’-’*)♪続き気になります＼(^o^)／頑張って下さい！応援してます(*^.^*) (2018年9月8日 18時) (レス) id: 306d9c59e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2018年8月20日 11時
