男装少女は音駒の１年セッターで、あの人の双子です！

１５話 ページ16

？「影山とお前、知り合いなのか!?」

オレンジ少年が話しかけ来る。

微妙に僕より高い………。




『まぁな。知り合いっつーか』
月島「王様って普通にハイタッチできるだね」

影山「王様って言うな！」

山口「力加減できてないから超・痛いのに、立川だと普通だね」


『飛雄お前、ハイタッチ下手くそなのか？

超・笑うんですけど』

影山「うっせーよ！A」


？「お、お、お前、俺より、ちっちゃい………!!」

月島、山口「ぶっ！」


『………ケンカ売ってるんですか？

それと、山口とツッキー島！
吹き出したの聞こえてるからな！』


僕を指差しながら、わなわなと震える烏野の人。

いや、大きな身長差はないだろ。


？「あんましいじめないであげてくださいね。

コイツ、なかなか上手いんで。チビだけど」

『重い！しかもチビは余計ですよ！黒尾さん」

黒尾「間違ってはないし〜」


ズシッと肩に体重をかけてくる黒尾さん。


仮にも女子にするかね、こんなこと。



？「そういえば、お前、ポジションどこ？」

『セッター。

僕、立川A。１年』

？「あっ、俺は１年の日向翔陽！

よろしくな！ちなみにMBな！」

『お前が日向か。

飛雄と電話してるとよく名前が出てくるんだ。


驚異のジャンプ力とレシーブが下手くそって』


日向「おい、影山！レシーブ下手くそって何言ってんだよ！」

影山「間違ってはないだろ？」



あ、そういえば。


『飛雄！僕、夏休み中にそっち泊まりに行くから』

影山「おう。分かった」




黒尾「はぁ!?お前ふざけてんの!?」

『えっ？』

夜久「ヤメロよ！」

『な、なんでですか？』

芝山「知り合いだからって危険だよ！」

『芝山までどうした？

危険ってなんだよ』


犬岡「お前鈍感過ぎ！」

『はぁ!?走には言われたくない！

つーか、なんでそんな事言うんですか？』


黒尾「そ、それは………」

夜久「危険だからだよ！」

『あぁ、そういう事ですか。

大丈夫ですよ！』


犬岡「何が大丈夫なんだよ！」



『僕と飛雄は双子だよ？

言ってなかった？』



「はぁぁぁぁぁぁぁ!?」


『うるさっ！』

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