《H×H》勉強とか就職とか色々面倒くさいのでハンターを目指そうと思います1（ギャグ&逆ハー）

34、最終試験開始 ページ35

4次試験終了から3日が経ち、最終試験が行われる委員会が経営するホテルに到着した


「最終試験は1対1のトーナメント形式で行う。その組み合わせはこうじゃ」


そう言うとネテロ会長はホワイトボードにかかってる布をとった

そこには不規則的なトーナメント表が書かれていた


トーナメント表↓
http://uranai.nosv.org/img/user/data/2/6/7/2672541a180b79243bca4086b7b0da36.jpg




「最終試験とクリア条件だが、いたって明確。たった1勝で合格である！」



つまり、このトーナメントは勝った者が次々ぬけていき敗けた者が上に登っていくシステムらしい。要するに不合格者は1人というわけだ

うん、この不合格者1名という低い倍率の中に入る自信がものすごくある！！



ちなみに、組み合わせは今までに行われた試験の成績で決められているらしい。そう考えると私、結構いい方だったのかな。

……なんで？



「戦い方も単純明快。武器OK。反則なし。相手に「まいった」と言わせれば勝ち！」


ただし、とネテロ会長は続ける



「相手を死にいたらしめてしまった者は即失格！その時点で残りの者が合格。試験は終了じゃ」



…あ、じゃあ死ぬ可能性はないってことか！やったー！ネテロ会長ナイス！

さて、私の1回戦の相手はどなただっけ
……って、え？




「第1試合、A 対 ヒソカ」


審判員が大きな声で言った




『無理無理無理無理。ちょ、無理ゲーですって！私が作ったゲームより無理ゲーですよ』


「いいからさっさと準備しんか！後がつかえてんのよ！」



ホテルの柱にしがみついて離れない私をメンチさんが引きずって会場の真ん中に連れていった


顔を上げるとそこには




「❤」




満面の笑みのヒソカさん♪いやんコワイ




『わー、今日の朝食バイキングもっと食べとくんだったー』


「おまっ、なに早々に死亡フラグたててんだよ！？戦ってみなきゃわかんねーだろ！」


キルアがそう叫んだ。

いや、戦わなくてもわかることだってあるよね？



「A！無理して戦う必要はない！無理だと思ったら「まいった」と言って次の試合にかけるという手もあるのだよ」


『……あ！』



クラピカの言葉にハッとする

そうだ、そうすればヒソカさんとの戦いは避けられる。

よかったーと胸をなでおろす私をヒソカさんは怪しい笑みを浮かべて見つめていた








“最終試験開始”


(いっそのこと棄権したい)

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