《H×H》勉強とか就職とか色々面倒くさいのでハンターを目指そうと思います1（ギャグ&逆ハー）

33、面談 ページ34

「ただ今をもちまして第4次試験は終了となります。受験生のみなさん速やかにスタート地点へお戻りください」


アナウンスが入り、キルアとスタート地点へと向かった


「Aの作ったテント本当すげーよ！部屋みたいになっててシャワーもついてるんだもんな！」


『便利でしょー。ホームレスになっても快適な生活がおくれるよ』


「いや、なるなよ」



キルアと軽口を叩きながらスタート地点へ戻ると、そこには見知った顔がたくさん見られた

あ、イルミさんもいるじゃん。土の中で死んでなかったんだ。よかった



『ゴン、クラピカ、レオリオ！やったぁ！みんな合格だね！』


「あぁ。ま、俺はこいつらのおかげで合格できたようなもんだけどな！」


そう言ってレオリオはゴンとクラピカの頭をくしゃっと撫でた

仲良いな。微笑ましい




『ハンゾーもおつかれ！……あれ？プレートそんなに集めたの？』


彼の手には自分の以外に3つプレートが握られていた


「あぁ、ターゲットのナンバープレートを見失っちまったからな」


『へぇ、ちなみに何番だったの？』


「197番だ」




…197番って私が拾ったプレートだ

ハンゾーに拾われてたら私の合格はなかったかもしれない

ハンゾーよ、ありがとう





最終試験が行われる場所へ向かう、飛行船に乗り込むとアナウンスが流れた

面談が行われるから番号を呼ばれた人から来いということだった

何人か呼ばれた後、私の番号が呼ばれた



『面談ってお辞儀の角度とかそういうの見るのかな？どうしよう。そういうマナーとか全く知らない……』


ドキドキしながら扉を開けると、二次試験の時飛行船から飛び降りたアグレッシブじいさんが座っていた

座りなさい、と言われたのでおじいさんの前に正座する



「まず、なぜハンターになりたいのかな？」


『子供の頃からの憧れだったからです』


「ほう、で本心は？」


『進学とか就職するくらいならハンターにでもなろうなと………ってああ！つい本音が！』



誘導尋問とは、このじいさん恐ろしい




「お主以外の9人の中で一番注目しているのは？」


おじいさんに聞かれた


『うーんと…44番と99番と294番と301番と403番と404番と405番？』


「多すぎるわ」


だって決められないんだもの

次に、今一番戦いたくない人は？と聞かれた。なので私は正直に答えた


『全員戦いたくないです！』


「もうお前さん下がれ」








“面談”


(これで不合格とかないよね？)

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