21、第三次試験スタート ページ22
「皆様、大変お待たせいたしました。目的地に到着です」
アナウンスの声にパチリと目を開けて、寝袋の中から出た。ちなみにこの寝袋はただの寝袋じゃありません。私が開発した夏でも冬でも快適な眠りをサポートしてくれる優れた寝袋です
あの後(ヒソカさんに捕まってた時)、さっき開発したパワー手袋の威力を確かめてみたが中々の性能だった。なんたってヒソカさんが壁に吹っ飛ぶくらいだから。
あ、ヒソカさんには開発した手袋の性能を確かめたいので協力してほしい。と頼んでおいたので大丈夫だと思う。
というか壁に吹っ飛ばされたのに、笑顔だった。ものすごく不気味だった
時計を見ると時刻は9時半を指していた。昨日は到着8時って言ってたのに
飛行船はものすごく高い塔の真ん中に降り立った
「ここはトリックタワーと呼ばれる塔のてっぺんです。ここが三次試験のスタート地点になります。さて試験内容ですが、試験官の伝言です。」
「生きて下まで降りてくること。制限時間は72時間」
ちょっと待って。生きて下まで降りてこれない可能性あるの?もうやだ。もっと命を大切にしようよ
「でも階段とかないしどうやって降りるんだろうね」
ゴンが首をかしげる
「Aのこたつなら空飛んで下に降りれるんじゃねーの?」
『あぁ、あれ地上から15メートルくらいしか上がれないから無理だよ』
「使えねーな」
『キルア。お前、ちょっとそこに土下座しろ』
その後、ロッククライマーの人が外壁をつたって降りていって途中で怪鳥に襲われていた
外壁をつたうのは無理らしい
『…おまっ!キルア!もし、空飛ぶこたつが地上15メートル以上離れても飛べるって設計だったらどうしてくれたんだ!?もれなく怪鳥の餌になってたぞアホ!!』
「よかったな。お前にそれを作る技術がなくて」
『あ、なんか心が痛い』
その後、ゴン達と地面を調べて何個か隠し扉があることがわかった。
なるほど、ここから塔の中に入れるんだ
『ちょっと向こうの方も探してくるね!』
そう言って2人から離れたのがまずかったようだ
“ガコンッ!!”
突如、足元の地面が無くなった
『わあぁぁあああ!!』
そしてそのまま私はその穴に吸い込まれていった
“第三次試験スタート”
(あれ、そういえばAは?)
(……あいつ、別の扉に落ちやがったな)
1152人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
わ ざ と で す か ? 【赤葦京治】
《H×H》勉強とか就職とか色々面倒くさいのでハンターを目指そうと思います5
もっと見る
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぞーちゃん - 服が溶けるスプレー 密かにかかったところツボったw (2022年2月7日 21時) (レス) @page36 id: 52c1b104ce (このIDを非表示/違反報告)
たま - 小5だけどわかった自分が悲しいです。まあ、いつもイルミ可愛い(//∇//)っていったり同級生撫でてるので耐性ついてますが… (2020年2月1日 6時) (レス) id: 8b4886368e (このIDを非表示/違反報告)
9歳 - ヒソカの息子が大きくなったって本当はどういう意味なんですか?意味知ったら何かあるんですか? (2020年1月5日 20時) (レス) id: 917dfc6071 (このIDを非表示/違反報告)
ぼーだー(プロフ) - とても面白いです最終試験のヒソカ戦よくよく考えるとすごい絵面ですよね笑いが止まりません (2019年11月26日 20時) (レス) id: ba0ba35351 (このIDを非表示/違反報告)
るみ - 話の最後にあるプチ物語みたいのめっちゃ面白くて好きw (2019年1月28日 8時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:亜美 | 作成日時:2015年2月18日 11時