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炭治郎side






Aと山を降りて、炭を売りながらみんなの手伝いが終わった昼ごろ。






『炭治郎、少し贅沢をして行こう」




「え、うん?」



連れてこられたのはうどん屋さんだった。






『いつも頑張ってる炭治郎へのご褒美に。な?』






今日だけだぞって誰も聞く人なんかいないのに耳もので言う。






「ありがとうA!いっぱい頂きます」





『はは!威勢が良いこった」







Aとどっちが多く食べられるか競って、その後にまた炭を売っていたらもう日が暮れ始めていた。






(今日は凄く楽しかったなぁ!またやりたいな)





今日はいつもより足が軽い気がした。



(きっとこんなに二人でAと居れたのは久々だったからだな)








「A!そろそろ帰ろう」




そう言うと、手前で歩いていたらAは足を止めた。






『…そうか、もう日が暮れ始めたか。今日はあっという間に日が沈むなー』








「うん!!楽しかった!今度は茂達も一緒に…」


『無理だ』






「……え?」




一瞬なんて言われたかわからなかった。



…そして悟ってしまった。






(Aはここから出るつもりだ)






いつか来ると思っていた日がこんなにもあっさりしてるなんて……







『炭治郎、世話になった。これからはお前だけでもやっていけるさ』




自然と下がっていた顔が強制的に上げさせられる。






コツっとAのおでこと自分のが重なる。





(「!!Aっ…離れたくない」と言ってしまいたい。家族のことを自分の事よりも大事にしてくれた、俺の支えになってくれた、誰よりも側にいてくれた…)





でも、だからこそ









「手紙書いて」


『うん』


「たまにでいいから帰ってきて」


『うん』


「…っ死なないで」


『……うん』







Aがいつも稽古をしていた事は知っていた。きっと命に関わる仕事をしてるんだ。)









「行ってらっしゃい、A」

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らいむ(プロフ) - 鬼滅隊ではなく鬼殺隊ですよ!あと雷柱ではなく鳴柱です! (2020年4月25日 9時) (レス) id: e597277fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ミカゲオレンジジュース推し(?(プロフ) - 真の呼吸てなんかかっこいいですね!w技名?どんな感じになるか楽しみです(●´艸`●)ニヒヒ♪ (2019年5月19日 16時) (レス) id: fbd7400c3b (このIDを非表示/違反報告)
ジルア(プロフ) - オレンジジュース()さん» ありがとうございますm(_ _)mこう言ったコメントを貰うと励みになります!!これからも出来る限り更新していけるように頑張ります! (2019年5月14日 19時) (レス) id: b098c84efb (このIDを非表示/違反報告)
オレンジジュース() - ワタシアナタの作品ダイスキなのでこれからも頑張って下さいガンバァ━━━(`・д・´)ノ━━━!!!! (2019年5月14日 12時) (レス) id: fbd7400c3b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジルア | 作成日時:2019年5月1日 19時

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