鬼と人の境界者 ２

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Aside








沼の鬼との決着は呆気なかった。






俺が炭治郎を投げ飛ばし、その勢いのまま炭治郎は鬼の腕を切りおとした。







(…鬼からの情報はなし。俺も数十年間続けているが鬼が答えた試しがない)








もうこれは鬼舞辻に関係しているとしか思えない。








よろよろと禰豆子が俺に寄ってくる。






俺は抱えると禰豆子は俺の擦りついてきた。




「…ん」




『よく頑張ったな、俺が運んでやるから眠っていいぞ』





おでこにちゅっと口ずけすると、すー…と寝息が聞こえた。







そして下を向いたまま動かない炭治郎のもとに行く。








空いた片手で彼の頭を俺の肩へ寄せる。





『そんなに落ち込むな。な？炭治郎は出来る子だ、強くて優しい芯のある男だ。必ず見つけられる、大丈夫』







そして顔を覗き込んで言った。




『お前は長男だ。こんなところでくじけるな』




「っ……うん」









炭治郎は和已さんの元へ行った。







なんやら意味深話をしているので俺はその場に入らないようにした。









禰豆子を箱に戻し背負う。





(炭治郎も疲れているだろうしな)







しばらくするとあちらも話が終わり、挨拶を交わしてその場を後にした。







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休んでしまって申し訳ないです…ただ今少しスランプ状態でして…でも頑張ります！！！！！

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