検索窓
今日:46 hit、昨日:4 hit、合計:77,859 hit

5 ページ6

「…A、いつから仕事一緒に出来んの?」



『実はもう今年からできるんだよね』



「はっ!?それを早く言えばか!」



『危ない!死ぬ死ぬ!!!私たちもう残機ないって!』←大戦犯



「っ〜〜!!!もう初仕事誰と行くか決めたのか…?」



『あー…うん。イルミがね。』



不本意だけど



まじで不本意だけど




「…オレが最初に行きたかったのに」



『私もイルミよりはキルアと行きたかったな〜』



「なっ…!!?何言ってんだよ!バカ!」



『ええなんで??!

あ、死んだ…やべ』



ゲームオーバーの文字がでかでかと書かれた画面をぼーっと見てると突然腕を引っ張られた


『わっ、なに?』


「…なぁ、A、もし、オレがさ…」



『うん?』


「キル、母さんが呼んで…」



『げ、イルミ』



「!!!!な、なななんで勝手に部屋入ってんだよ!!」



「…何してたの?」



『何ってゲームだけど』



「なんの?俺も混ぜてよ」



『これ2人用だし。』



「ふうん。それは残念。
キルとも一緒にやりたかったんだけどなぁ。」


『イルミはやる前提なんだ』



「だってキル母さんに呼ばれてるし」



「ちっ…!!兄貴!!!Aに手出すなよ!!!」



「分かってるよ」



「すぐ戻るから!A!!」



『うん?』



ドタドタと走って部屋を出ていくキルアを見送ったあとイルミが入れ違いで私の隣に座った




『…近いんですけど』



「キルとも同じ距離だったじゃん」



『キルアはいいの。イルミはダメ』



「なんで??ていうかさっき何してたの?」



『だからゲームだって』



イルミは無表情のまま先程のキルアと同じように私の腕を引っ張った。


「キルに腕掴まれてこうやって顔近づけられてたじゃん」



『あれはキルアがなんか言いたそうだったから聞いてただけ。ていうか近い!』



真顔で近づいてくるイルミの顔をぐいぐいと押すとイルミは不機嫌な顔をした



「なんでキルアに甘くて俺には甘くないの?」



『あんた今までの行動きれいさっぱり忘れるタイプ?』



「忘れたことは無いけどなにかしたっけ?」



『嘘でしょ』



ダメだこいつは、何言っても自分が正しいとしか思ってない

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
214人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マニ。(プロフ) - ひよこクラブさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです!もしよろしければ一緒にボードで会話したいのですがよろしいですか?これからも更新応援してます💖 (2月9日 21時) (レス) id: f769238e4f (このIDを非表示/違反報告)
ひよこクラブ(プロフ) - g9bdoさん» うわわ!ありがとうございます…!!!(>_<)♡ (2022年8月28日 12時) (レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
g9bdo(プロフ) - めっちゃ好きです!もうほんとに最高(。♡‿♡。) (2022年8月27日 15時) (レス) @page47 id: ba5c48af12 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこクラブ(プロフ) - 焼き鮭さん» ありがとうございます……!!!!コメントが本当にモチベになるのでたくさん頑張ります…!! (2022年7月12日 7時) (レス) id: 2362b3c196 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭 - 凄く面白いです!更新頑張ってください! (2022年7月11日 10時) (レス) @page23 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひよこクラブ | 作成日時:2022年6月17日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。