伝説の始末屋

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『それじゃあ私はそろそろ……「A？」



……』


なんて最高なタイミングなんだよキルアってやつは……涙が止まらねえよ



「な、ななんでおまえ……！そんな格好……！！！！」



『い、いやぁ……ははは……色々あって……』




「可愛いだろう？」



おいおいキルアには好きな子がいるんだからそんなこと聞くな！？



「っ〜〜！！！」



『し、シルバさん、私帰るので！』



「Aちゃん、ちょっと待ってくれ！キルアとの話、Aちゃんにも聞いて欲しいんだ」



『え……私もですか？』



「ああ。キルもいつまでそこに立ってるんだ。座れ」


「……う、うん」


シルバさんの横に座っていた私は離れた方がいいかと思って腰を上げたがそれはシルバさんの手によって制された



「友達ができたって？」



「……うん」


「どんな連中だ」



「どんなって……一緒にいると楽しいよ」



「そうか」



……いや気まずいって


なんで私ここにいるんだよ


「試験はどうだった」


「…簡単だった。」


「……」


「……」


『……』


「キル……こっちに来い」


「え？」



「お前の話を聞きたい

試験でどんなことをして

誰と出会い何を思ったのか……

どんなことでもいい、おしえてくれ」



「！……うん」



……



「ーーーーでさ、そしたらゴンがなんて言ったと思う？

足は切られたくないしまいったとも言いたくないだって

わがままだろ？？」


「はははは、面白い子だな



……キル、友達に会いたいか？」


「っ……」


「遠慮することは無い。正直に言え。


思えば……お前と父子として話をしたことなどなかったな。オレが親に暗殺者として育てられたようにお前にもそれを強要してしまった」



『……』



「オレとお前は違う……お前が出ていくまでそんな簡単なことに気づかなかった。


お前はオレの子だ。だが、お前はお前だ。好きに生きろ


疲れたらいつでも戻ってくればいい

な……？



もう一度聞く。仲間に会いたいか？」




「うん！！」



「わかった。お前はもう自由だ。


だが、一つだけ誓え。」



そう言ってシルバさんは親指を噛んでキルアに差し出した。



「仲間を裏切るな。いいな？」



「……違うよ。裏切らない


絶対に！」



とてもいいシーンなんだけどマジで私いらないよな。ほんとなんで真ん中にいるんだろう。

おい私の目の前で親指擦り合わせるのやめろって

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