伝説の始末屋

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『クラピカ、ゴンくん、レオリオさん』



「あ！A！帰ってきたんだね！」



『うん、筋トレ中？』



「うん！ゼブロさん達すごいんだ！ここの部屋のドアとか全部重いの！！」



『え……まじ……？』



湯呑みを持とうとするとその重さに驚愕した



『ふんっ……！！！！』



「あれ？Aならもっと軽く持てるかと思ってた……！」


『あはは、私あの門開ける時そんなに力使ってないからね』



「力を使っていない……？なら、どうやって？」



湯呑みを10個くらいお盆に乗せて持っているクラピカがこっちに寄ってきた


いやすげえな、何キロあんだよそれ



『タイミングだよ。どんな小さな力でも自分の波を掴めばあんなに重い門も開くんだ』



「なにそれ！どうやってやるの！？」



「無駄だぞ小僧。それは生まれた時から鍛錬された、しかも才能に恵まれたAお嬢様だけができるものだ」



『まあ……すぐには出来ないかもだけど少しは助力できるかも』




「本当！？」




『うん、例えばこの扉。何キロですっけ？』



「500キロです！」



『500キロかぁ

普通に押してもビクともしないんだけどね

まず自分の波動を感じるの

津波は50センチでも大人を引き込める力があるって言うのは知ってる？

あれはもちろん密度や質量も関係してくるんだけど、大事なのは速さと連続的な力



つまりね……あれ？ゴンくん？』



「キャパオーバーみたいだぜ……おいゴン、起きろ〜」



「うう……難しい……」



『うーんと……わ、わかった！つまり、1回に出す力を全身から全て腕に集中させるイメージにして、それを維持するの！』



「なるほど……ただがむしゃらに力を込めればいいって訳では無いのか……」



『そうそう。そういうこと！』



これは念の1種、''流''を覚える上で役立ったから知って損は無いだろう。



しばらく力を入れるタイミング、場所などをできるだけわかりやすいように噛み砕いて説明していたら日が暮れてしまった




……


ひゃああああ久しぶりです……大学のテストで無事死亡してたのですが今生き返りました、、、休んでた分たくさん更新していきます、、、

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