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「…」


マ「心配すんな。お前の事は大好きだし離れるつもりねぇから」


「でも…佐野くんノッてきてくれると思ったんだもん…」


マ「あはっ!可愛いなー」


「笑わないでっ!」


マ「ごめんごめん。そんな真面目な顔されると思わなかったからさー」


「んー」


マ「んじゃたまに泊めてくれよっ」


「毎日は?」


マ「毎日はだーめ」


「やだ」


マ「ふふ…A今日はやけにグイグイだな」


「だめなの?」


マ「嬉しいに決まってんだろ?つーか俺だって出来るならそーしたいって思ってるよ」


「!」


マ「でもこれからどーなるかも正直分かんねーからさ。俺のせいでお前危険に巻き込む訳にはいかねぇんだよ」


「…私だって仲間なのに?」


マ「馬鹿だなー。仲間以前にお前は俺の女だろ」


「!!」


マ「忘れんなバーカ」


「…そうだよね」


マ「うん」


「…佐野くんが落ち着くまでずっと待ってるから」


マ「ありがとう」




佐野くんが少し悲しそうに笑った。


ほんとにこの人はどこまでも私のこと…


そう思うと申し訳なくて
私は佐野くんに抱き着いた。




マ「A?」


「大好き」


マ「俺も」




あぁでもやっぱり佐野くんを守りたい。




春「チッッッケェエ!!」


九「バレんだろ黙ってろ」


春「もう引き剥がして来ていいだろ?なァ!」


九「うるせぇ。…それより今部下から連絡入ったぞ」


春「あ?今日はオフだろ」


九「情報屋がボスを呼び出しだとよ」


春「は?調子乗ってんな情報屋」


九「ボスの居場所バレて向かってるらしい」


春「なんでだよ」


九「聞き込みしたんだろ」


春「あのゲス女…」


九「どーする?俺らで対処するか?」


春「ボスに尾行バレんだろーが」


九「つってもこのまま鉢合わせるわけにゃいかねーだろ。社も居るんだし」


春「どの女もほんっとクソだるッ!!」


九「とにかく2人が帰る前に対処すんぞ」


春「はぁーーーーうざっ」









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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時

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