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九「お、ちゃんとかち割り氷カップ買ってきてんじゃん流石」


春「ったりめーだろ」


マ「ココ早く作って」


九「あいよ」


「佐野くーん…」




佐野くんの視線はずっとお酒とかち割り氷カップに注がれていた。ずるい。


ココくんが買ってきたエナドリとお酒を良い感じにカップの中へ流し込んでいくのを楽しそうに見ていた。




九「アルコールとカフェインの組み合わせって最高に体にわりーよなぁ」


マ「でもそれがうめーんだろ?」


春「テンション爆上がりじゃねーか!」


「三途くん退いてよ…」


春「は?無理」


「…」




私、心がぽっくり逝きそうです。


そして出来上がったエナドリ割りにストローを刺して
佐野くんが飲み始めた。




マ「エッ!!マジで美味い!!!」


九「だろ?」


春「俺にもくれよー」


九「作ってやっから」


春「あ、1人1セットずつ買ってきたからよろー」


九「了解」


「私要らないからね…」


春「ボス飲んでんのに飲めねーの?」


「また吐くよ」


春「吐けよ」


「う…」


マ「これハマりそうだわ」


九「飲みすぎ注意な〜。ほれ三途」


春「サンキュー」


九「社いけるか?」


「無理」


春「飲むってー」


「嫌だってば!」


マ「A」


「なに!」


マ「一緒に飲もうっ」


「…」




佐野くんが満面の笑みで語りかけて来た。
思わずときめいてしまった。




マ「んじゃAのもよろしく〜」


「え!」


春「うまっ!!」


「佐野くん!?」


マ「うわぁーコレそのうち酔うわ」


九「割とアルコール度数高ぇからな」


春「ふふん」


九「ほら社は小さいカップにしてやったから」


「いや大きさ関係ないんですって…」


九「飲んでみろよおもしれーから」


「嫌だ」


九「なんで?」


「酔いたくない…」


マ「ゴクッゴクッ」


春「あーーー…うめぇー…」


九「2人はすげー飲んでるぞ」


「ココくん飲みなよ…」


九「俺も飲むって。ほら社も」


「やだ…」


九「てか三途いい加減退けよ」


春「はァ?無理」


九「社起きれねーだろ」


春「こいつァ俺の座布団なんだよ」


「座布団…!?」


マ「おい俺のだぞ」




だんだん酔いが回って来たのか2人とも顔が赤い。
そんなにやばいのか。




九「ほらあっち行ってろボス待ってんぞ」


春「んふふマイキー!!!」


マ「は?きしょ」




ボス呼び取れるくらいには三途くん酔っていた。









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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時

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