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note 303 ページ4

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マ「信じらんねー!Aどーかしてる!」


「ごめんってー」




ホラー映画を見せられてご機嫌ななめな佐野くん。
プリプリ怒りながらも私の腕から離れなかった。




「でも最後の方ちゃんと観てたね?」


マ「観なきゃ良かった」


「ふふっ」


マ「今日俺から離れたら殺すからな…」


「分かった分かった」




寝起きの機嫌の悪さを加速させてしまった。
でも私はそんな佐野くんが可愛くて仕方なかった。




「次どこ行く?」


マ「…行きたいとこある」


「うん、連れてって」


マ「買い忘れたもんとかねーの?」


「大丈夫だよ」


マ「じゃ来い」


「うん」




私は佐野くんと一緒に
駐車場に停めたバイクに乗り込んだ。




マ「ん!」


「うおっ」




機嫌悪いながらも
私にヘルメットをズボッと被せてきた。




マ「早く乗れよ」


「うんっ」




そして佐野くんのバイクで目的の場所へ。
どこに行くかは分かんないけど、
佐野くんとならどこでも楽しいや。




「ふふっ」


マ「飛ばしていい?」


「それだけは勘弁してください!!」









***

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時

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