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マ「信じらんねー!Aどーかしてる!」
「ごめんってー」
ホラー映画を見せられてご機嫌ななめな佐野くん。
プリプリ怒りながらも私の腕から離れなかった。
「でも最後の方ちゃんと観てたね?」
マ「観なきゃ良かった」
「ふふっ」
マ「今日俺から離れたら殺すからな…」
「分かった分かった」
寝起きの機嫌の悪さを加速させてしまった。
でも私はそんな佐野くんが可愛くて仕方なかった。
「次どこ行く?」
マ「…行きたいとこある」
「うん、連れてって」
マ「買い忘れたもんとかねーの?」
「大丈夫だよ」
マ「じゃ来い」
「うん」
私は佐野くんと一緒に
駐車場に停めたバイクに乗り込んだ。
マ「ん!」
「うおっ」
機嫌悪いながらも
私にヘルメットをズボッと被せてきた。
マ「早く乗れよ」
「うんっ」
そして佐野くんのバイクで目的の場所へ。
どこに行くかは分かんないけど、
佐野くんとならどこでも楽しいや。
「ふふっ」
マ「飛ばしていい?」
「それだけは勘弁してください!!」
***
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時