note 312 ページ13
***
女が目を覚ますまでここに残る事になった。
私は蹴ってしまった事を後悔して
泣きながら佐野くんの腕の中に居た。
佐野くんは大丈夫と言って
私をずっと慰めてくれていた。
春「完全に逝ってんな」
九「社のボコり方えぐかったもんな」
春「俺の方がつえー」
九「またそれかよ」
三途くんたちは女の見張りをしていた。
佐野くんが帰っていいと言ったのだが、
これも仕事だと言って残ってくれていた。
マ「A〜」
「ん…」
マ「俺のために怒ってくれたんだよな」
「…」
マ「ほんと優しいな」
「佐野くん…」
マ「泣くなっ」
「…」
最高のデートにするはずが、
こんな事で台無しに。
それもあって私は落ち込んでいた。
春「くそ雑魚いつまで泣いてんだてめぇ」
九「そっとしてやれよ三途ー」
マ「三途うるせぇ黙れ」
三途「ちっ」
「…」
まぁ三途くんの言う通りなので
ネチネチ言われても仕方ない。
マ「(てかAの胸柔らかくて気持ちー…腰の反りもえろい。今すぐ抱きてぇー)」
「…」
マ「(あの女と同じ所に居んのにこのルックスとスタイルの差。さっきまでガン萎えだった俺の息子がイライラし始めてる)」
「…?」
マ「(はーまさか俺がこんな事考えてるなんて思ってねーよな。その困った顔でキョトンってされて冗談抜きでぶち犯してーのにアイツら帰んねーしふざけんな)」
春「(なんかボスの視線痛てぇ…)」
九「(ボス目付きわっる)」
「佐野くん」
マ「ん?」
「ギュってして…」
マ「(ブチッ)」
「わっ!!」
マ「もー無理」
「ちょっへぇ!?」
春「は!?!?」
九「っ!」
あの女がいつ起きるのかも分からないのに、佐野くんがいきなり私の服の中に手を入れてブラのホックを外して直で胸を触ってきた。
その様子を三途くんたちガン見。
凄い顔しながら佐野くんを見ている。
「さっ…佐野くん」
マ「ごめん今俺えろい事しか考えてねぇ」
「!?」
春「ハイ!?!?」
九「堂々と言ったよこの人…」
マ「こんな可愛い彼女目の前で泣いてたらぶち犯してーと思うだろうが!!!」
「っ…」
九「割と俺は共感するけど今かよ!!」
春「ボスには俺がいんだろーが!!」
マ「男とする趣味ねーよ死ね!」
春「そういう意味じゃねーよ!!」
九「思いっきり振られてんじゃん三途!可哀想!」
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時