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マ「んまい」


「美味しいねっ」




レモネードを買ってそのまま
フードコートでご飯を食べることになった。


佐野くんの要望でマックになった。
お腹が空いてたのか佐野くんは2つ違う味を頼んで、
私は被らないように別なメニューにした。




マ「Aのも1口」


「はい」


マ「あむ」




1口がほんとに大きい佐野くん。
でもあれだ。いっぱい食べる君が好きってやつ。




マ「うま!」


「でしょっ」


マ「俺のも食っていーよ」


「え、いいの?」


マ「他の奴らにはやんねーけどAと関節チューしたいから早く食え」


「ちょ、はっきり言ったね…」


マ「ほら」


「…」




そんなあからさまに関節チューとか言われて食べるの普通に恥ずかしいって…。


とりあえず私は端っこの方を1口だけ貰った。




マ「美味い?」


「ん、美味しい」


マ「あむ」


「…」




佐野くんはわざと包み紙を広げて私に見せつけるように私の噛んだ所の上からハンバーガーに噛み付いた。




「っ…」


マ「モグモグ…めっちゃ美味くなった」


「なっ…もう!」


マ「あはっ!」




思わず目を背ける。
ほんとに変態だ佐野くん。




マ「ねぇ見てA!ふにゃふにゃポテト!」


「ほんとだ…」


マ「俺硬い方が好き」


「私もかなっ」


マ「ふふっ…俺のもだろ?」


「っ!ケホッ…馬鹿っ!」


マ「ごめんごめん!」


「変態!」


マ「あははっ」




絶対この話題出す為だけにポテト出してきたじゃん。









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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年9月23日 23時

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