【HQ】い ま 自 分 史 上 最 高 の 恋 し て る と 思 う【短編集】

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01 及川徹
「んもー。どうしたのさ、そんな辛気くさい顔して」そう言って、向かい合わせるように自分の膝に座らせてくる徹『……なんでもないよ…』なんてあからさまな嘘つくと「なんでもないヤツはそんなに目に涙溜めたりしないっての」って深く追求せずそのまま背中撫でてくれる「不器用だねぇ、お前は」こういうときの声色が意味わかんないくらい優しいの。


02 松川一静
特に理由も聞かず「A。風呂ためといたからゆっくり入ってきな」って言ってくれる一静。『…ごめんね、今日家事なんにもしてない』って謝るけど「気にしなくていーの。今日も頑張ってえらいよ」と頭ぽんぽんされる。女の子をダメにする男。ずるい。


03 花巻貴大
「出た、ガチの落ち込み案件」へら、と笑みを零しながら私の肩を抱く貴大『そんな物珍しいものみたいな言い方しなくても…』「いやいや、珍しいだろ。年一くらいじゃね？違うっけ」とくにめちゃくちゃ心配するでもなく「もーちょい力抜けよ」なんて一言だけで私を癒せるのはさすが彼氏。


04 岩泉一
突然頭に手置かれたかと思えば、その流れでめちゃくちゃガシガシ撫でてくるはじめ『や、ちょ、もう！髪ぐちゃぐちゃになる！』と軽く怒れば「はは、よかった。まだちょっとは元気そうだな」って言われる。『…慰め方が雑だよ』「んなことねぇだろ。つーか慰めたつもりじゃねーし。可愛いお前に単なる激励だわ」なんて笑われるの尊さで心臓痛い


12 金田一勇太郎
結構早い段階から私がしんどいのに気付いてたらしい勇太郎は、帰りに「…よう、お疲れ」って迎えにきてくれる。『…わざわざありがとう』「別に。手間でもなんでもないしな」少しの沈黙のあと、ゆっくりと口を開いて「……大丈夫かよ」と聞いてくれる彼の優しさは世界一と言っても過言ではないはず


13 国見英
「…俺風呂入るけど、一緒に入る？」普段絶対言わないこと言ってくる英。「…今のAひとりで入らせたら溺れ死にそう」とか言われるから『…さすがにないよ』と軽く彼を睨むけど「冗談じゃん。…とりあえず一緒入ろ。髪も身体も俺が洗ってやるし」って言いながら手を引いてくれるからめちゃくちゃお言葉に甘える

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