【HQ】い ま 自 分 史 上 最 高 の 恋 し て る と 思 う【短編集】

wht／gld. ページ37

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04 木兎光太郎
「…なーんか最近のA、あいつばっか」気づいた時には遅く、完全にしょぼくれモードな光太郎『ごめん…そんなつもりじゃなかったんだけど』「…Aがそんなつもりじゃなくても、俺にはそう見えたし」全然目合わせてくれなくて『許して？』って言っても「……ヤダ」ってほっぺた膨らますだけ。それがかわいい


05 赤葦京治
「あいつ、誰？」教室に帰ってく幼馴染み見てそんなことを聞いてくる京治『え、幼馴染み…あれ？言ってなかったっけ？』「聞いたよ。でも男だとは聞いてない」って詰め寄られるし「……そんなに仲良いなら事前に言っといてよ。…そうすれば少しは許容できたのに」なんて独り言みたいに呟いてる


07 木葉秋紀
幼馴染みと恋人繋ぎしてると、後で「なあ、俺がいんのに今のはないんじゃねーの？」と怒った様子で声をかけてくる秋紀『あいついっつもああいう距離感だよ』「はー？意味わかんね」そう言って私の手を掬うと、優しく指にキスしてきて「もっと自衛しろよ」って睨まれる



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01 北信介
教室の扉付近で幼馴染みとふざけ合ってると「そこでじゃれるん、通行の邪魔になんで」と静かに制してくる信介。あまりにも声に抑揚がなさすぎて『…お、怒ってる？』って聞くと「おん、せやな」と即答。かと思えば「…って言うたら、Aはどないするん？別に怒ってへんよ。羨ましいとは思たけど」なんかもう仏すぎてめちゃくちゃ謝った


07 宮侑
「もー知らん。もう俺はどっちとも口聞かん！！」完全に拗ねてさっきからずっとこの状態の侑『別にそんなんじゃないってば』「ほなどんなんやねん！！あんなん浮気や、世が世なら死刑や！！」と大袈裟に騒いで話聞かないので、軽く口にちゅってして『…機嫌なおった？』って聞くと「……それはそれで有罪やろ！！」もうずっと騒がしい


10 角名倫太郎
「近すぎなんだけど。何のつもり？」ぐっと腕を引いて幼馴染みから引き離される「幼馴染みなのはどうでもいいけど彼氏の権限奪わないでくれる」に続けて「次やったら許さないからね。……A、お前も」わかった？って顔覗き込まれて色んな意味で死にそうになる


11 宮治
「人の彼女に何してくれとんねん、どつくで」私の肩に頭乗せてた幼馴染みに低く言う治「…人気者の彼女持つって大変やわ」と言う彼に『…私だって、モテる治が彼氏で嫉妬ばっかさせられてるのに』って言えば「…は？なんそれ、かわい」結局お互い様ってことで話ついた

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