木葉秋紀と合同合宿の思い出。

3話 ページ4

そしてマネージャーはとりあえずそれぞれの高校に解散して選手のサポートに回った。




試合も今日は調子が良く音駒はほとんど負けなしで順調だ。それに比べて速攻コンビがいない烏野は中々勝ててなさそう


まぁ音駒は今審判中で他の高校が試合中。


その間にスポドリ作り直しておこうかと思って体育館の隅を歩いてると





黒尾『A！！危ない！』




クロが叫んだと思ったら私の方向に木兎さんが打ったと思われるスパイクをブロックアウトした玉がそのままこっちに向かって来ていた。




両手はドリンクホルダーの入ったカゴ持ってるしあんな速さの避けれないし終わった…




これは死ぬ運命…と目を瞑っていると



ﾊﾟｼｯ！




木葉「っぶな、大丈夫？」



『…木葉くん。えっと……大丈夫です…』



木葉くんが上手くボールを跳ね返してくれたみたいで私には当たらず無事生きてる



でも体勢がいわゆる壁ドンってやつで勢いでボールを跳ね返したからそのままよろけて押し倒されている。




『あの…ありがとね』




木葉「うん、いやごめんね、不可抗力とはいえ」




『うん大丈夫。本当にありがとう』




黒尾「ちょっとちょっとうちのマネージャー口説くのやめてもらえませんか〜？」




木葉「そんなじゃないから！まじ如月さんごめんね」




『いやいや助けてもらった身なんで、本当にありがとうね』




いや本当にびっくりはしたけど木葉くん本当に器用というか反射神経いいな…器用貧乏って言われてるの可哀想なぐらい


木兎「木葉ー！試合再開するぞー！」

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