無愛想。51 ページ7
話を終えると高杉は船を乗り換え、
Aは女を見逃せと言った。
警察としてそれは絶対にやってはいけない。
でもそれはAもわかっている。
その上でそう言った。
Aが何を考えているのかはわからないが
俺は女を逃した。
なんともいえない空気になり撤退しようと歩くも、Aはその場でしゃがみ込んだ。
おそらく撃たれた傷が相当痛むのだろう。
「落ち着いたらすぐ行くから先行ってて」
沖田「アホか」
心底そう思った。
惚れた女置いていけるほど冷てェ奴じゃねェんだ。
おぶるためにしゃがむも乗る気配もないので、
それっぽく理由をつけると納得したのか躊躇うように乗ってきた。
(軽りィな)
ご飯は男に負けないくらい食べてるのに痩せてるしとにかく軽い。
それに触れた感じが男とは違って柔らかい。
こんな華奢な女が当たり前のように人を斬っているのが不思議で仕方ない。
しばらく背負って歩いていると落ち着いた寝息が聞こえる。
沖田「ったく、こっちの気も知らねェで」
こっちの気も知らずに気持ちよさそうに寝ている
Aに少し苛立ちながらもパトカーまでおぶって歩いた。
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作者 - ぱーむくーへんさん» 素敵なコメントありがとうございます!そう思ってくださるぱーむくーへんさんが作者はしゅきです^ - ^ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 4e64e86f01 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - え、しゅき (2020年10月1日 13時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 背後霊(なりかけ)さん» ありがとうございます、!!ご期待に応えられるよう頑張ります!! (2020年9月15日 17時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
背後霊(なりかけ)(プロフ) - 作者さん» いえいえ。これからも頑張って下さいね。このお話好きなので! (2020年9月14日 0時) (レス) id: c6a274d481 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます!不快な思いをさせてしまったなら本当に申し訳ありません。ご指摘いただいた箇所は訂正させていただきました。今後も作品を見てくださると嬉しい限りです。今回のご指摘、本当にありがとうございました! (2020年9月13日 0時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2020年8月28日 23時