木兎の弟は稲荷崎のリベロ１ (ページ25)

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あ、光太郎を見つけた。

木兎「Aーー！！！！！」

ブンブンと手を振っている。

声デカすぎ。

『光太郎～ほらよっ！』

シューズを光太郎のほうに投げた。

梟谷と音駒の試合を中断したらしく、人が集まって来た。

コーチ達「ん？A？どっかで聞いたことがあるような…。」

烏養
「ん？ちょっと待て…。っお前！！
もしかして、木兎 Aか？」

『えーと…そうですけど？』

烏養「はぁぁぁああ！？何でここにいる！」

西谷「あーー！！高校№２リベロの木兎 A！！」

烏養「確か、稲荷崎に行ったんじゃなかったのか？」

『あーえっと、はい。』

木兎「Aは俺の弟だぞ！！」

はぁぁぁあああ！？木兎の弟！？お前弟いたのかよ！！
しかも高校№２リベロの木兎 Aじゃねえか！！

赤葦「木兎さん弟いるなんて、聞いてないですよ」

みんな驚愕してる。

『…光太郎言ってなかったの？』

木兎「だって聞かれてねえし！」

母さんと俺は落ち着いている感じなのに対して、
光太郎は父さんに似て騒がしくて豪快な感じ。

中学の時も、全然雰囲気が違いすぎて
兄弟だとみんな気づかなかった。

兄弟だと伝えるとみんなそろって、
ビックリするからもう慣れた。