木兎の弟は稲荷崎のリベロ１ (ページ22)

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数日後

～♪～♪

木兎「もしもし、かーちゃん！！」

母「あら、光太郎どうしたの？」

木兎「シューズ壊れた！！予備のシューズ持ってきてほしい！」

母「それは大変ね。わかったわ。」

『光太郎どうしたの？』

母「シューズ壊れちゃったみたいなのよ。」

『どこで合宿してるの？』

母「埼玉の森然高校よ」

『ロードワークついでに俺届けに行くよ。』

ここが森然高校か…デカいな。
ボールの音が聞こえる体育館のほうに向かった。

水道にいた子が持ってるドリンクが入ったカゴに、烏野高校排球部と書いてあったから声をかけた。

『あの、すいません。』

谷地「ひゃい！！」

ひゃい…？

『梟谷の木兎光太郎って、どこにいますか？』

谷地「梟谷なら音駒と試合中です！い、一緒に中に入りますか？」

『はい！ありがとうございます』ﾆｺ

カゴ重そうだな…

『それ俺が持つよ？』

谷地「だだだいじょうぶです！！」

『案内してもらうから、そのくらいさせて？』

ひょいっとカゴを持ちあげて体育館に向かった。