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侑side

俺たちの3対3は、接戦だった。


倫「ワンタッチ!」

銀「オーライ!Aラスト頼む!」

「「ブロック3枚!!」」

ブロック3枚ついてるし、ぜったい無理やろ ドシャットしてやる。
さっきから攻撃はやっぱり、銀とスナだけやしな。
どうせ下手くそなんやろ?



侑・治・アラン「「せーの!」」



ダァッァーーーーン!!!




はああああ!?



Aが強烈な、超インナースパイクを決めて来た。


なんやコイツ攻撃も強いやん なんでリベロやってんねん…。



その後もAがスパイクを決めていく。

3対3は俺たちが負けた。




3対3が終わった後、Aに話しかけた。

侑「…なあ。自分なんでリベロなん?」

急に話しかけたからか、Aはビックリした顔をしていた。

『…宮って、俺のこと嫌ってなかったっけ?』

侑「そんなんええねん 答えてや。」


元々は、WSだったらしいが、練習でポジションをシャッフルすることがあって
リベロもいいなと思ったらしい。


侑「攻撃力あるのにもったいないやんけ」


スパイクが決まるのは、もちろん気持ちいいけどさ、
絶対決まる!!ってみんなが思ったスパイクを完璧にレシーブしたら、最高に気持ちいいじゃん。

と笑いながら答えた。



ああ、こいつも俺と同じでバレー馬鹿なんだと気づいた。

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作者名:ひよっこ | 作成日時:2021年11月20日 23時

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