048 行方 ページ4
鯰尾「ただいまー!」
白山「ただいま戻りました」
アスナ「皆おかえり! お菓子は大広間においてあるからね」
審神者のその言葉に、その場にいた者たちは笑顔を見せた
信濃「早く行こうよ!」
前田「主君も一緒に食べましょう!」
アスナ「その前に全員の無事を確認させてね
皆、怪我はない?」
一期「はい」
白山「はい」
鯰尾「はい!」
信濃「はーい!」
前田「はいっ」
5人が順に言ったところで、6人目の声が聞こえない
アスナ「……Aちゃんは?」
信濃「あれ? いないね……」
前田「もう大広間に行ったのでは?」
白山「Aは、どんな時でも、自分勝手な行動はしません
前任を斬ったときも、仲間を思っての事でしたから」
前田「ですが……」
アスナ「……前田くんの意見も否定はできないよ
取り敢えず、本丸を探してみよう」
アスナ「見つからないね……」
白山「他の方達にも協力してもらっていますが……」
夜空「主!」
金木犀「白山!」
白山「!」
アスナ「2人とも! Aちゃんは見つかった!?」
夜空「いや、まだだ」
金木犀「そこで、2人で考えたんだが、一度、Aが出陣した場所に戻ってみるのはどうだ?」
アスナ「……そうだね。本丸をこんなに探してもいなということは、出陣場所に取り残されちゃったのかも……
それじゃあ、部隊を組まなきゃ」
夜空「俺は行くぜ」
金木犀「俺も」
白山「わたくしも行きます」
アスナ「ありがとう。あと3人は……」
三日月「俺が行こう」
今剣「ぼくもいきます!」
乱「ボクも!」
審神者は三日月、今剣、乱を見て頷いた
その時、
こんのすけ「審神者様! 大変です!
歴史修正主義者から、この本丸宛てに文が届きました!!」
アスナ「何ですって!?」
審神者が受け取った文にはこう書かれてあった
青薔薇の剣は我々が所持している
助けたいのなら、審神者の首を時間遡行軍に差し出せ
時間制限は24時間だ
24時間後に青薔薇の剣は堕ちる
アスナ「そんな……」
夜空「くそっ! あいつらは、Aを闇堕ちさせて、審神者たちの天敵にさせる気だ!」
審神者は文を握りしめたまま苦い顔をした
乱「あるじさん……」
乱が心配そうに主を見守る中、審神者は6人に言った
アスナ「主命です! Aちゃんを24時間以内に探し出し、無事な状態で本丸に連れ戻すこと!!」
青薔薇の剣の救うための特設部隊は、異口同音にこう言った
主命とあらば
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白(あきら)(プロフ) - 銀狼さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月13日 23時) (レス) id: 46e374d1c8 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつもいつも楽しみにさせて頂いております!これからも更新頑張ってください! (2019年10月13日 10時) (レス) id: c5721a90b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白(あきら) | 作成日時:2019年10月13日 2時