要らない子 49人 ページ3
…え?
多分、いや絶対、居間にいた全員──愛羽を除く───が
「は?」
ってなった。
一松「え…なんでコイツ?」
一松兄さんが明らかに動揺している。
のに対して、愛羽は弾けるような笑顔で答える。
愛羽「だって、はいってたよ?」
おそ松「は?」
愛羽「ほら見て!」
愛羽が嬉しそうに掲げるもの。
それは
愛羽「おてがみ!」
────私が入れた、メッセージカードだった。
一松「え、いやでも…それはコイツのだけど、用意したのは──── 愛羽「それにね!」」
まだ何か言いたそうな一松を遮って、
ちょっと怒ったような顔で
一松を見る。
愛羽「愛羽────
────Aお姉ちゃんにしか、言わないもん!」
愛羽以外の皆が驚いた。
それから
ある人は眉を顰め、
ある人は不機嫌そうに顔を逸らし、
ある人はAを睨み、
ある人は舌打ちをして、
ある人はつまらなそうに手元の携帯を見た。
そしてある人は ────────
向こうを向く妹に、とびっきりの笑顔を向けた。
それを見ている人がいるなんて、知らないまま。
カラ松「…」
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しらたま - うぐっ...泣いてしまいました...。デカパンいいやつ...。あっ、おそ松推しです。 (2021年7月23日 11時) (レス) id: 24987e1d85 (このIDを非表示/違反報告)
likk - デカパンいいやつ (2019年5月29日 18時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗 - 絢斗「ごめんね兄さん達…本当はあんなことしたくなかった…ッ担任の樋崎に言われたんだ。『兄弟を○す』って。ごめんね大切な兄さんたち。」 (2019年4月15日 17時) (レス) id: 936fc60342 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗 - はーい絢斗本人だよ…。 ただ自分の名前を絢香→絢斗にしただけ。 ちょっとなんかこの小説読んでたら泣けてきた 応援してます。 頑張ってください (2019年4月15日 17時) (レス) id: 936fc60342 (このIDを非表示/違反報告)
しょうどうぶつ(プロフ) - yurizuさん» ぐはっ(バタ)←気にしないでください (2019年3月31日 21時) (レス) id: 6b43d9f71a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurizu | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年4月2日 23時