要らない子 60人 ページ15
おそ松「これから松野家緊急会議を始める」
カラ松 チョロ松 一松 トド松「「「「はい」」」」
議題は勿論、
おそ松「裏切り者について」
だがおそ松の言い方にカラ松が眉を顰める。
カラ松「裏切ったとしても弟だ…そんな言い方はないだろう?それに十四松が裏切ったとは限らないし、まだ分からない」
真剣な顔でおそ松に言うカラ松。
あれ、「ビンゴォ?」とか言いそうだったのに。
ちょっと驚きながらトド松は2人を見る。
おそ松「でもさぁ、カラ松も見てただろ?あいつ。明らかにおかしかったじゃん」
カラ松「おかしかったが、まだ決めつけるのは早いだろ?」
おそ松兄さんが段々イライラしてきてる…止めないと。
チョロ松「まぁまぁ、今回はそれを考えるために集まったんでしょ。喧嘩はやめてよ2人共」
あーさっすがチョロ松兄さん。…とか声には絶対出さないけどね。
不機嫌そうな顔をしながら2人は引き下がる。
おそ松「…それじゃ再開。十四松について。なんか意見あるやつ?」
チョロ松「はい」
チョロ松兄さんが手挙げた…まぁ大体そうなんだよねー
おそ松「ん」
チョロ松「前々回のさ、アイツに嫌がらせしようって決めた時から十四松おかしかったよね。いつもなら騒がしく手挙げて「もういっそ殺.っちゃおっか!?」くらい言ってるし。やっぱ怪しいよ」
論文発表のように真面目に説明するチョロ松。
一松「…童貞」
チョロ松「あぁ!?」
一松とチョロ松が言い合うのをスルーして司会を務める。
おそ松「はい、んじゃ次ー…お、トド松」
トド松「そんなに怪しいならさー、もういっそ監視すればいいんじゃないの?」
いつもの表情で恐ろしいことを言うトド松に引く3人。
カラ松「ト、トッティ…!?」
チョロ松「うわこいつまじ怖ーよ普通にそういうこと言っちゃう!?」
一松「いや…こいつからすれば普通なんじゃ…」
口々にいう中、おそ松だけは目を輝かせた。
おそ松「それだ!」
カラ松 チョロ松 一松「「「は?」」」
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しらたま - うぐっ...泣いてしまいました...。デカパンいいやつ...。あっ、おそ松推しです。 (2021年7月23日 11時) (レス) id: 24987e1d85 (このIDを非表示/違反報告)
likk - デカパンいいやつ (2019年5月29日 18時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗 - 絢斗「ごめんね兄さん達…本当はあんなことしたくなかった…ッ担任の樋崎に言われたんだ。『兄弟を○す』って。ごめんね大切な兄さんたち。」 (2019年4月15日 17時) (レス) id: 936fc60342 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗 - はーい絢斗本人だよ…。 ただ自分の名前を絢香→絢斗にしただけ。 ちょっとなんかこの小説読んでたら泣けてきた 応援してます。 頑張ってください (2019年4月15日 17時) (レス) id: 936fc60342 (このIDを非表示/違反報告)
しょうどうぶつ(プロフ) - yurizuさん» ぐはっ(バタ)←気にしないでください (2019年3月31日 21時) (レス) id: 6b43d9f71a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yurizu | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年4月2日 23時