その出会いは突然に。ヒソカ イルミ クロロ

第７話 ヒソカってカッコイイですねよby作者 ページ9

【貴方視点】



お互い武器を構える。

私も相手も動かない。




お互い相手を見てどう攻撃するか決めている。
この張り詰めた空間。
緊張の走る瞬間。









貴)｢ああ。……いい。すごくいい。｣









ヒ)｢うん。すごくいいね、その表情………。心から戦闘を愛し、戦うことに喜びを感じる人間の表情だ♥｣



貴)｢奇術師さん。あなたもすごくいい表情をしてる。



狂ってる。あなたも私も。｣





ﾀｯ




お互い相手にむかって走り出す。


片方はトランプを。
片方は刀を。


２人とも心にあるのは純粋な殺意。



”相手を殺す”


ただそれだけ。





その想いがぶつかりあう。






あと1m。




あと10cm。




あと……１cm。







ｶﾞｯｷｰｰﾝ





ぶつかり合う刀とトランプ。
お互いの力量を判断し、まず引く。


そしてもう一度………、





ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ｶﾞﾁｬ｢ヒソカー、もう二次試験の会場着いたよー｣





ヒ)｢………だってさ★｣

貴)｢…せっかく楽しくなってきたのに。つまんないの。｣


ヒ)｢そういうなよ♥また今度殺ろうよ♥｣


貴)｢……分かった。じゃ、奇術師さん。｣


ヒ)｢奇術師じゃなくてヒソカっ読んでよ★そういえば君の名前は？｣


貴)｢A。ちなみに今変装してるから、よろしく。｣


ヒ)｢へえ。面白いね、今度本当の姿見せてよ♥｣


貴)｢いいよ。本当の姿で殺ったほうが楽しいしね。｣


ヒ)｢楽しみだ♥そうだA、二次試験の会場まで一緒に行こうよ★｣



貴)｢……えー、まあいいけど。その代わり着いたら話しかけないでね。｣



ヒ)｢はいはい♥｣

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