鉄帽子の遣い様は"偽り"を愛す.3【家庭教師ヒットマンREBORN!】

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A「あーあー…背中、酷い傷になってるじゃんかぁ。」



ベル「別にいんじゃね？負けた奴にはお似合いの末路だし。」


A「死んだみたいに言わないで？」





…うーん。ま、これくらいなら死にはしないかな。


傷、治してあげたいけど…今は応急処置くらいしかできないし。



すると…──





A「！……？」

ベル「ん？」





不意に気配を感じた。

でも誰もいない。


…って、事は…。





A「マーモン君かな。」

ベル「マーモン？」





さっきまでは気配無かったから、偶然見つけて来たのかね。


あ、マーモン君見っけ。





マモ「ふぅん。よく気づいたね。」


A「ふふ……幻覚には少しばかり耐性があるもんで。」



マモ「…へぇ。」





骸クンの事もあるけど、それ以上に…………うん。やめとこ。


まぁ、とにかくあんまり効かないんだよ。幻覚は。






A「見抜いたご褒美に抱っこさせて。」


マモ「……まぁ、君の体格を肌で感じるのも悪くないかもね。」





あれ？この見た目なのになんか変態発言しなかった？この子。


……うん。気のせいだと信じよう。



あ、抱き心地いい。ムニムニしてる。






マモ「…特別鍛えられた感じは無いね。至って普通の少女の体だ。」


A「ふふふ♪(体だけはね。)」





ホントに体だけだよ。普通なのは。


中身なんて……うん。スゴいから。



…お？





A「ちょ、マーモン君、人の体をまさぐるのやめてくんない？」


マモ「別に減るものじゃないだろう？」





うん。僕のメンタルが減るかなぁ。


……ベル君にされたらブッ飛ばすところだけどね。





スク「……んん？」


A「あれ。スクアーロさん。」





その辺ぶらぶらしてたら鉢合わせ。


……やだ、運命の出会い？←

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