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30話 ページ32

『フゥ〜』

黒尾「お疲れ〜Aちゃん」

『はい〜だった〜』
(疲れました〜)

黒尾「??だった??」

『ん?あれ月島君やねえか?』

黒尾「え?」

『おや〜?』

木兎「おやおや?」

黒尾「おやおやおや?」

月島「…聞きたいことがあるんですが。いいですか」

『ニッ』

人は明らかに成長するんだなぁ。凄いよ。君たち(月島君とあの子)は。

木兎黒尾「いーよー」

月島「すみません。ありがとうございます」
「お二人のチームはそこそこの強豪ですよね。全国へ出場出来てたとしても優勝は難しいですよね」

黒尾「ムッまぁね!」

木兎「不可能じゃねーだろ!!」

赤葦「まぁまぁ聞きましょうよ。仮定の話でしょ」

『そうだそうだ』

月島「僕は純粋に疑問なんですがどうしてそんなに必死にやるんですか?バレーはたかが部活で将来履歴書に″学生時代部活頑張りました″ってかけるくらいの価値じゃないですか?」

木兎「________たかが部活ってなんか人の名前ってぽいな…」

黒尾「!おお…タダ・ノブカツ君か…!」
「いや待てちげーよ!たかが部活だよ!」

木兎「!!ぐああ!?そうか〜っ!人名になんね〜っ!」

『ふふ』

月島「つっこんだ方がいいですか?」

赤葦「いいよ。キリがないから」

木兎「アーッ!!メガネ君さ!」

月島「月島です…」

木兎「バレーボール楽しい?」

月島「…?…いや…特には…」

木兎「それはさ″へたくそ″だからじゃない?」

『言うちしもうたなぁ』

赤葦「言ったね」

木兎「俺は3年で全国にも行ってるしお前より断然上手い!」

月島「言われなくてもわかってます」

木兎「でもバレーが楽しいと思うようになったのは最近だ」

月島「?」

木兎「ストレート打ちが試合で使い物になる様になってから、元々得意だったクロス打ちをブロックでガンガン止められてくそ悔しくてストレート練習しまくってた。んで次の試合で同じブロック相手に全く触らせずストレート打ち抜いたった」

「その1本で俺の時代キタ!くらいの気分だったね」
「__その瞬間が有るか、無いかだ」

『…』

木兎「ただもしもその瞬間が来たら」

「それがお前がバレーにハマる瞬間だ」


『いいこと言うね〜』

木兎「だよな!?俺今めっちゃいいこと言ったよな!?へいへいへーい!俺最強ー!」

『月島君もバレーむりこしゃりこ好きになる必要も無えし、ましちや宿命でもねえちゃ??それでもバレー好きで損はねえんやねえかなぁ〜(ニッ)』

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琥珀(プロフ) - コメントありがとうございます!ダイオウグソクムシって食べれるんですよね(笑)私もお菓子しか食べたことないんですけどあれめっちゃ好きです!更新頑張ります!コメントありがとうございます! (2020年5月7日 13時) (レス) id: e596ede8e2 (このIDを非表示/違反報告)
愛甘(プロフ) - 夢主ちゃんの好物がダイオウグソクムシでびっくりしました。私もダイオウグソクムシ好きなのでほんとに驚いて。ダイオウグソクムシって食べれるんですね!水族館のダイオウグソクムシのお菓子なら大好きです。この小説とても好きです。更新頑張ってください!! (2020年5月7日 8時) (レス) id: 93aef9f3cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミクロ | 作成日時:2020年5月4日 11時

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