【HQ】方言ユースリベロの好物が刺激強すぎな件

10話 ページ12

「はいはーい。ご注文ぅどうっっっっ」

『？』

「み、み、み、未来選手！？」

『え！？あっどうも』

雲南「(そう言えば変装顔しちょらんかったな)」

「うぁー！ダイオウグソクムシんも見た！大ファンなんや！あ、あ、握手…」

『ああ、はい』

「きゃー！！」

『注文かんまんか』(注文いいですか)

雲南「(雰囲気クラッシャー未来A)」

「あっはっはい」

『これとーこれ恵介は？』

雲南「これで」

「ってアレ！？雲南恵介！？」

雲南「…？はい」

「うぁー！2年ん春高見たー！かっこよかった！」

雲南「ありがとうごだいます」

「やっば。奇跡んコラボ」

『「？」』

「ありがとうごだいます！」

『「あっはい」』

・
『元気な店員さんやなぁ』

雲南「春高きたんやって」

『バレー好きなんやろうか！？』

雲南「そうやねぇ？」
「(ちゅうか案外ダイオウグソクムシ好評なんちゃな)」

『あんなぁ。ユースん先輩がね。Aはもっとファンサぅ覚ゆるべきやなっちゆうんちゃね』
(もっとファンサを覚えてるべきだって言うんだよね)

雲南「うん」

『ファンサって何すりゃいいん？』

雲南「Aはもうファンサしちょんのやねえ？」

『だって足らんっちゅうんやけん』
(だってたりないっていうんだもん)

雲南「そりゃアイツん方が詳しいち思うちゃ」

『アイツ？』

雲南「ほらあん宮侑」

『あー！なんで？』

雲南「だってファンサいつもしちょんちゃ」

『そうなん？』

雲南「うん」

『でもあれチャラいだけやねえん？』

雲南「そうかも」

・その頃の宮侑
侑「ぶえっくしょい！」
「誰かが俺の惚気をはなしとる…」

治「自惚れんのも大概にしとき」

侑「なんやと！？」



雲南「とりあえずサインやら手振り返したりやらしちょけばいいんやねえ？」

『そうやなぁ』

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