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人の家って不思議とドキドキする。
けどそれ以上に感情が溢れそうなのを私は必死に抑えた
黒尾くんに背中を押されて、ようやく研磨くんの姿が見える
研磨くんもかなり驚いているようで眉間にシワを寄せていた
｢…研……………っ…｣
謝らなきゃいけないのに。
何故か研磨くんの姿を見たら、抑えていた感情が止まらなくなって溢れてしまった
それと同時に研磨くんに話したいことがたくさん浮かんでしまう
誰にも言わず、なんて言いつついつも優しくされてしまう研磨くんの前ではどうしても緩んでしまう
｢…うっ……｣
私は止まらない涙を拭いながら、二人の様子を見るとかなり驚いてあたふたしていた
…また、迷惑かけてる
黒｢えっ、何で…｣
後ろにいた黒尾くんは戸惑いながら私の背中や肩を優しくさすってくれていた
研磨くんはベッドに座っていて、大きくため息をついてこちらをじっと見ていた
黒｢…えっ何。なんか知ってるの。なんでお前見たら泣き出すの｣
黒尾くんは未だにあたふたしている
私は止まらない涙をひたすら拭って、呼吸を整えるのに必死だった
そして目の前に現れたティッシュ箱。
顔を上げると、研磨くんが気まずそうに顔を逸らして差し出していた
私は泣きながら、お礼を言ってそのティッシュを受け取ってその場に座り込んだ
.
だいぶ落ち着きを取り戻してから、私は研磨くんに頭を下げた
やっぱり研磨くんは嫌そうに顔を歪めていた
｢…私のせいで風邪に…
……あぁ、黒尾くんは悪くないの…私が無理矢理頼んだから…｣
研磨くんは話してる途中黒尾くんを睨むように見ていた
……黒尾くんというより夜久くんかもしれないけど…
孤｢…別にそこまでしなくていいよ…
もう治ったし…｣
入ってすぐ泣き出したせいで研磨くんの様子を見るのを忘れていた
確かに改めて見ると、顔色も良くて具合も良さそう
私がじっと見ていたからか、研磨くんは顔を逸らした
そして翔が書いた手紙を思い出して、私は急いでカバンの中を漁った
｢…これ…！｣
差し出すと、まだ感情が止めきれていないせいか
手が震えていて、次は私から研磨くんの目を逸らした
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PUPU(プロフ) - は る くさん» 更新遅くて申し訳ないです(´；ω；｀)そして嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2020年5月26日 21時) (
レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
は る く(プロフ) - ノンストップで読んじゃいました。。。続き楽しみにしてます！！！ (2020年5月23日 16時) (レス) id: 20d1569ebb (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - redstarm53さん» 少しでもそう感じてもらえてるなら良かったです！ありがとうございますm(_ _)m (2020年5月21日 10時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
redstarm53(プロフ) - むちゃくちゃドキドキして、すごく焦ったくて、めっちゃ青春って感じです！！！続きをいつも楽しみにしています。更新ありがとうございます！ (2020年5月21日 0時) (レス) id: cfdf260033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2020年5月5日 11時
