ちょっと変わった出会いから 2 【HQ】

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そして研磨くんはリエーフくんが苦手なのだろうか。







…まあ明るい人だしね








するとリエーフくんはいきなり私の肩を掴んだ








灰｢…俺、絶対夜久さんか黒尾さんのどっちかだって思ってたんです！｣








………いやいや何の話でしょう








灰｢…まさか……研磨さんだったんですね！！？｣








彼の顔がさらに明るくなるのがわかる







そして私は話についていけなくて、ハテナしか出て来ない









｢…ごめん、何の事？｣









私はリエーフくんのテンションにもついていけてなくて苦笑いで聞いてみる







するとリエーフくんの後ろにいる研磨くんが大きくため息をついていた








灰｢彼氏！！！！恋人ですよ！｣








……？？







"絶対夜久さんか黒尾さんのどっちか"




"…研磨さんだったんですね！"








一つ一つ会話を遡る








"彼氏！恋人ですよ！"









？？？？？？？






｢え！？いや！違うよ！！？｣








ようやくリエーフくんと同じ目線に。







私は慌てて否定するも、リエーフくんはまた違う笑みを浮かべた









灰｢何言ってるんですか！俺見ましたもん！





あの！あの研磨さんがですよ？


女の人の腕を引っ張った！それが先輩！あなたです！｣








かなり強調している"あの研磨さん"






言いたいことは何となくわかるけど……







あれは違くて……







"一番めんどくさかった"







さっきの研磨くんの言葉が頭に浮かんで、納得。








この様子だと何を言っても意味無くて、研磨くんも諦めたのかな…









灰｢大丈夫です！俺秘密にしますから！




実は内緒で付き合ってるんですよね？？｣








急に小声になるリエーフくんに、私は思わず苦笑いが溢れる








何故にこんな興味津々なんだろうか…







｢…内緒も何も、私達は付き合ってないよ




恋人じゃない、友達だよ｣








私がそう答えると、リエーフくんは私の肩から手を離して少し不機嫌そうな顔をした








灰｢隠さなくたっていいのに…｣







…リエーフくんの期待を裏切って悪いけどね…







｢…お昼にも言った通り、私が研磨くんに迷惑沢山かけて



またあの時に迷惑かけて、研磨くんは助けてくれたの｣








私は少し落ち込むリエーフくんを励ますようにそう伝えた






｢みんなにバレないように急い｢余計な事言わなくていい｣







急に飛び出して来た研磨くんの声

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