第四十三話＿戦闘 ページ5
.
先に動いたのはAだった
Aは何を思ったのか手に持っていた小刀を織田に向かって投げる
織田「！」
織田は右に避けようとするが其の時右に避けたあと自身の額に１つの穴が空いたのを見た
A「！」
織田「………」
織田は予知とは真逆の左に避ける
Aの方を見てみると小刀を投げた反対側の手には拳銃が握られており
織田が右に避けると予測していたのか
避けた後に額に弾丸が当たるように一発撃っていたのだ
Aは止まることなく其のまま織田に突っ込み、近距離の銃撃戦になる
互いに銃の腕は互角
このままでは埒が明かないと思ったのか
Aは織田の顔面に向かって蹴ろうとする
彼女の身長的に織田の顔に届くことはない
だがAの蹴りが顔を通り過ぎた後、首から血が吹き出す映像を見た
織田は直ぐにAの蹴りを避け後退する
Aの靴から刃物が出ており、彼女の狙いは最初から顔ではなく首元なのだと気づく
織田「お前はいつからこんなことをしてるんだ？」
A「………」
織田「話したくないか？」
A「………」
織田「其れとも話せないのか？」
A「………」
織田「……？」
何も答えない彼女に織田は違和感を感じた
会話に興味がないのか、もう一人に相手と会話をするなと云われているのか
織田が考えているとAはあることに気づいた
其れは＿＿＿＿
A「！(いない……)」
先程まで織田の側にいた太宰が姿を消していた
A「………」
キョロキョロと辺りを見回すが其れらしき人影はなかった
彼は一体………
A「(何処に行ったの……？)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 519人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆき(プロフ) - ショタ作さん» ありがとうございます！黒の時代の中で絶対に書きたかったお話の一つなので皆様の印象に強く残ってくれて嬉しいです😆😆 (1月8日 8時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
ショタ作 - このお話めっちゃ大好きです！特にのどかさんと同じで私達が君の名前を呼ぶよって所が印象的でした。これからも頑張ってください。 (1月8日 1時) (レス) id: 916af5240f (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 明日羽さん» 本当にすみません。またやらかしていましたか😭😭😭すぐに直させていただきます！！ (2022年9月18日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
明日羽 - 「第八十四話＿彼が友達だから」に主人公の名前がくるであろう場所につぼみという名前（？）があるんですが誤字じゃないですか？間違っていたらすみません<(_ _)> (2022年9月18日 21時) (レス) @page47 id: 60a89d6d9f (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - のどかさん» そう！そうなんです！実はこの黒の時代を読み終わった後にアニメのエンディングを聞いてもらうと4年後の里見ちゃんの心境が語られているようにしたかったんです！！二重の意味で泣かせにいく構想になっているんです！！ (2022年8月7日 16時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆき | 作成日時：2021年1月30日 23時
