第六十四話_沿岸 ページ27
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とある横浜の沿岸に三人の人間の死.体が打ち上げられた
広津「市警に連絡が行かぬよう手を回せ。それから掃除屋を呼べ。死体を運ばせる」
その遺体はポートマフィアの構成員達だった
広津「彼ら三人に家族がいたか調べよ。もしいれば家族には私から説明する」
現場を指揮するのは最古参の一人、広津柳浪
能力名__
広津「それから間もなく幹部殿がお着きになる」
太宰「おはよう〜!皆さ〜ん!」
広津の言葉と同時に声がし、全員がその声のする方に視線を向ける
太宰「ちょっと待ってね!今この難関面をクリアする所だから!」
A「………」
太宰は
その隣では尾崎から貰った傘を差しながらAがボーと青空を眺めていた
広津「太宰殿ご足労、恐縮です。武器庫警備の者が討たれました」
太宰「ポート・マフィアの武器庫を狙うなんて命知らずは久しぶりだね!」
広津「各々、9ミリを10から20受け即死。その後武器庫から銃火器が盗まれました」
太宰「じゃ見てみるよ、これお願い!」
広津「は?」
突然、
太宰は遺体の近くに飛び降り、Aもそれに続いて飛び降りる
太宰「この弾痕の数で貫通ってことは、近距離から
かなりの手際だ、期待させてくれるね
倉庫の監視映像はある?」
太宰がそう問うと部下の一人が太宰に何枚かの写真を手渡した
太宰「ぱっと見たところはただの放浪者だけど相当訓練された兵だね
其々が死角を消すように移動している
しかしこの格好は……………ん?……A、これ見て」
A「………」
太宰はある一枚をAに渡す
それと同時に太宰は広津にも話かける
太宰「広津さん」
広津「面目次第も御座いません‥‥…もう一度機会を頂ければ必ずや」
だが、太宰はそれを無視し広津に問いかける
太宰「この銃判る?」
太宰の言葉と共にAは広津に向かって渡された写真を見せる
広津「古い型式ですな、私より年上でしょう
おそらく、"
__欧州の旧式拳銃です」
太宰「私この銃、昨夜見たよ
……ということは武器庫の襲撃者はその直前に私達を襲ったことになる
ならあれは陽動か?うふふ、これは面白い
予想するよりずっと愉快な連中だよこいつらは」
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みゆき(プロフ) - ショタ作さん» ありがとうございます!黒の時代の中で絶対に書きたかったお話の一つなので皆様の印象に強く残ってくれて嬉しいです😆😆 (1月8日 8時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
ショタ作 - このお話めっちゃ大好きです!特にのどかさんと同じで私達が君の名前を呼ぶよって所が印象的でした。これからも頑張ってください。 (1月8日 1時) (レス) id: 916af5240f (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 明日羽さん» 本当にすみません。またやらかしていましたか😭😭😭すぐに直させていただきます!! (2022年9月18日 22時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
明日羽 - 「第八十四話_彼が友達だから」に主人公の名前がくるであろう場所につぼみという名前(?)があるんですが誤字じゃないですか?間違っていたらすみません<(_ _)> (2022年9月18日 21時) (レス) @page47 id: 60a89d6d9f (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - のどかさん» そう!そうなんです!実はこの黒の時代を読み終わった後にアニメのエンディングを聞いてもらうと4年後の里見ちゃんの心境が語られているようにしたかったんです!!二重の意味で泣かせにいく構想になっているんです!! (2022年8月7日 16時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2021年1月30日 23時