ザカオとデート…？ ページ23
「何で彼氏の俺とはデートしてくれないの？」
なんて素っ頓狂な事を言われたので、今日はザカオと遊ぶ予定です。
部活休み多くない？とか思っちゃダメ、絶対。
と、言う訳でザカオとお家デートです。
ザカオの家は私の方と逆だから、初めて来た。
『お邪魔しまーす。』
ザカオ「はーい。親居ないし、俺の部屋で適当にのんびりしてて。」
『あいー。』
ザカオから部屋の場所を聞いて、その場所まで歩いて行く。
『あれ、右だっけ左だっけ…？』
いーや、こういう時は右を開けよう。
そう思って右の扉を開けると、その部屋は暗幕がかかり、暗闇と異臭を放っていた。
間違えたっぽい。
さっさと閉めて、反対側のドアを開ける。
ドアの向こうには、打って変わって綺麗に片付いた明るい部屋があった。
こざっぱりとしてるけど、趣味が溢れる部屋。小さなテーブルの横に座って、部屋を見渡すと皆で撮った集合写真とか、オシャレな帽子とかが飾られていた。
ザカオって物持ち良いんだなって思っていたら、お盆を持ったザカオが戻って来た。
ザカオ「ごめん、ちょっと部屋の場所分かりづらかったよね？」
『大丈夫！ちゃんと着けたよ！』
さっき見たのは知らないフリをする事にした。
多分、聞いちゃいけないやつだから。
円滑な友人関係には多少の見て見ぬふりも必要だからね。
ザカオが持ってきてたお盆の上には、オレンジジュースとお菓子。
ザカオ「100%オレンジジュース飲めるよね？」
『好物だよ！』
ザカオ「良かった！」
ザカオとオレンジジュースを飲んで、お菓子を食べて。
クラスメイトだから話す機会は多いけど、皆集まると話すのは少ない。
それに、こうして2人きりで話すなんて初めてだと思う。
折角だから、ザカオがいつも言ってる冗談について聞いてみようかな。
『ねーザカオー？私が本当に彼女だったらどうするー？』
ザカオ「え？もうとっくに付き合ってるでしょ？どうしたの？」
『…やっぱ何でもない。』
駄目だこりゃ。早々に諦めた私は、ザカオとのお話やゲームを楽しむ事にした。
──side．zk
Aがご飯の準備をしなきゃいけないからって帰って行くのを見届ける。
それにしても、今日のAはちょっとおかしかったな。
俺達はもう付き合ってるのにあんな事言うなんて…。
あれが、別れ話なんだとしても、俺は絶対にAを離さないけどね。
だから、君みたいな邪魔者には入る余地すらないよ。
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レイ(プロフ) - こーゆーのまじで好きです…。やばい。みんなのヤンデレほんとに好き…最高でした…!!!もしも続きがあれば楽しみにしてます！別作も頑張ってください！応援してます！ (2020年4月11日 18時) (
レス) id: 9045735352 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - どんどん怖くなってゆく、、、、、まぁ好きな人に殺されるなら本望かな？ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 9f2d1964ce (このIDを非表示/違反報告)
Kako(プロフ) - 狂気の歯車は止まらないってわけですね…。 (2018年10月25日 18時) (レス) id: d79f67c83a (このIDを非表示/違反報告)
伊達。(プロフ) - りょうさん» 最後までご閲覧頂きありがとうございました！ラストとの落差すごいなって自分でも思ってたんですけど、楽しんで頂き何よりです！ (2018年10月13日 17時) (レス) id: fe0d9e5760 (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 完結おめでとうございますー！もう、ヤンデレ具合が最高でした！ラストはちょっとドキドキして...とにかく面白かったです！これからも頑張ってください！ (2018年10月13日 11時) (レス) id: 60a3c2e8e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊達。 | 作成日時：2018年9月16日 14時
