シルクとデート…？ ページ21
いつもより早く起きた土曜の午前7:00。
何故こんな時間に起きたかっていうと、今日はシルクと2人で出掛けるから。
シルクと私は結構一緒にスポーツショップに行く事がある。
お互いにあれがいいだのこれがいいだの話してるのはとても楽しい。
シルク「よっ！」
『よっすー。』
シルク「じゃあ行こうぜ！」
家の前で待っててくれたシルクと近くのスポーツショップまで自転車で行く。
シルクも私も相当なスピードでとばすから、ちょっとした暴走族みたいなものだ。
スポーツショップまでは信号の待ち時間込みで15分。これでも早い方だ。
皆でスポーツショップに行った時は25分位だったから、やっぱりこのスピードはおかしいんだろうな。
スポーツショップに着いたら、最初にバスケコーナーを回る。
入口に近いから、という理由なんだけど、今日はどうやら違うらしい。
シルク「…げ。A、最初陸上行くぞ。」
『何で？』
シルク「ちょっと苦手なめんどくせー先輩が居たから。」
『りょうかーい。』
賛同を示すと、するっと私の手を取って歩き出すシルク。
全く、女の子はこういうのに弱いんだから、やめてほしい。
なんて考えてると、シルクがニヤニヤしてるのに気付いた。
『何？』
シルク「いや、声に出てるし。」
『記憶から消して？』
シルク「やーなこった。」
『このヒトエタラコザルめ…。』
関係ないだろって軽くチョップを喰らわされた。
陸上コーナーとは言っても、私はウェアを見るだけ。靴はこの前買ったからね。
その後30分も経てば次。今日は逆だから、バスケコーナーへ。
シルクの目当ては手袋らしい。
ハンドリングに影響しない指抜きの手袋。
『シルクは赤で良くない？イメージカラーだしさ。』
シルク「んー、別にそれも良いんだけどな…。」
『あ、ちょっと、すごいのみつけた！』
シルク「うわ、マジだやべぇ！」
私が見つけたのは、赤と橙のボーダーの手袋。
しかも橙は蛍光色で、かなり目立つ。
シルク「ちょ、俺コレにするわ！」
『マジで？うっそでしょ！？』
シルク「いーやマジでコレにするわ。」
愉快そうに笑うシルクだけど、目は真剣で。
これは絶対買うだろうな。
あーあ、これからシルクの練習中を見るのが少し楽しみだけど腹筋が筋肉痛になる事を覚悟しなくちゃだな。
赤と蛍光色の橙のボーダーを被った手が鮮やかに動く…やばい、想像だけでかなりくる。
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レイ(プロフ) - こーゆーのまじで好きです…。やばい。みんなのヤンデレほんとに好き…最高でした…!!!もしも続きがあれば楽しみにしてます！別作も頑張ってください！応援してます！ (2020年4月11日 18時) (
レス) id: 9045735352 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - どんどん怖くなってゆく、、、、、まぁ好きな人に殺されるなら本望かな？ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 9f2d1964ce (このIDを非表示/違反報告)
Kako(プロフ) - 狂気の歯車は止まらないってわけですね…。 (2018年10月25日 18時) (レス) id: d79f67c83a (このIDを非表示/違反報告)
伊達。(プロフ) - りょうさん» 最後までご閲覧頂きありがとうございました！ラストとの落差すごいなって自分でも思ってたんですけど、楽しんで頂き何よりです！ (2018年10月13日 17時) (レス) id: fe0d9e5760 (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 完結おめでとうございますー！もう、ヤンデレ具合が最高でした！ラストはちょっとドキドキして...とにかく面白かったです！これからも頑張ってください！ (2018年10月13日 11時) (レス) id: 60a3c2e8e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊達。 | 作成日時：2018年9月16日 14時
