勉強会 ページ13
「今日未明、○○区にて、惨殺死体が発見されました。」
テレビから流れるのは無機質なアナウンサーの声。
○○区は住んでいる所に近いし、気を付けようなんて的外れな考えを抱いて目玉焼きを口に運ぶ。
時刻は午前8時。今日はモトキの家で勉強会があるから、お菓子買ってこっと。
リュックサックに財布と勉強道具と筆記具を詰めて家を出る。
『おはぺけ！』
ぺけ「何その挨拶。おはよ。」
『なんか語感良かったくない！？』
ぺけ「はいはい。行くよー！」
さらっとぺけに手を引かれてモトキの家に向かう。
くそう…こんな事さらっとするからモテるんだぞお前ら…！
途中のコンビニでグミの大袋買って行った。
『モートキー！』
モトキ「いやピンポン押そうよ…。どうぞー。」
モトキに快く(？)迎えられて、部屋へ。
モトキの部屋にはもう皆来ていた。
『皆早いねー…。そんなに勉強したいの？』
ザカオ「Aと少しでも一緒の時間作りたかったから…。」
『ザカオの彼女み半端ない…。』
モトキに急かされて大きなテーブルに勉強道具を広げる事に。
数学II…うっ、頭が痛い…。
お察しの通り、私は勉強が苦手です。嫌いです。
高校は推薦での私立だけど、皆そこに合わせてくれたんだよね…。
モトキなんて都でトップクラスの高校にA判定貰ってたのにわざわざランク落としてくれた。
曰く、このメンバーでいるのが1番好きだから。だそうだ。ヒュー、イッケメーン。
……現実逃避やめろなんて無理でしょ。
シルク「Aー、手止まってんぞー。」
『ぐっ…なんでシルク成績良いの…？』
シルク「もっと褒めてくれて良いけど？」
『あー数学むずいなー！』
こんのたらこめ！
おかしくない？だって見た目誰よりも脳筋なのにノー勉で平均は軽く取れるとか！こんなの絶対おかしいよ！！
マサイ「あ、そこは三平方の定理の1を当てはめる。」
『さんへーほーのてーり…？』
ダーマ「中三の教科書使うか？」
『ぐぬぅ…使う…。』
屈辱だ…こんなに周りが勉強出来て1人だけ馬鹿扱いなんてあんまりだ…。
馬鹿なのは仕方ないけどね！
モトキ「ちゃんと宿題終わらせたら休憩しようか。母さんがシュークリーム買ってきてくれてるからさ、それ食べよ？」
『頑張る。』
数十分後、瀕死になった私を見兼ねた皆に助けられながら何とか終わらせました。
シュークリーム美味しい。
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レイ(プロフ) - こーゆーのまじで好きです…。やばい。みんなのヤンデレほんとに好き…最高でした…!!!もしも続きがあれば楽しみにしてます！別作も頑張ってください！応援してます！ (2020年4月11日 18時) (
レス) id: 9045735352 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - どんどん怖くなってゆく、、、、、まぁ好きな人に殺されるなら本望かな？ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 9f2d1964ce (このIDを非表示/違反報告)
Kako(プロフ) - 狂気の歯車は止まらないってわけですね…。 (2018年10月25日 18時) (レス) id: d79f67c83a (このIDを非表示/違反報告)
伊達。(プロフ) - りょうさん» 最後までご閲覧頂きありがとうございました！ラストとの落差すごいなって自分でも思ってたんですけど、楽しんで頂き何よりです！ (2018年10月13日 17時) (レス) id: fe0d9e5760 (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 完結おめでとうございますー！もう、ヤンデレ具合が最高でした！ラストはちょっとドキドキして...とにかく面白かったです！これからも頑張ってください！ (2018年10月13日 11時) (レス) id: 60a3c2e8e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊達。 | 作成日時：2018年9月16日 14時
