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小｜中｜大｜最初の印象は、ハッキリ言って、あんまり良くなかった。
なんだかとっつきにくそうで、いつも本ばかり読んでいる。本は私も好きだけど…。友達といる時くらいは本読むのやめたらいいのに、とか思った。他の二人は気にしてなかったっぽいけど。本当に男子ってよく分からない。

……けど、『アレ』がきっかけで、あの子への印象はガラッと変わった。
あの子に『可愛い』と思って貰えるように、髪型も変えて、挨拶も意識するようにした。笑顔も意識したところで、兄に『どうしたの？』と心配されてしまったけど…。
別に良いんだ。他の人がなんと言おうと、私はあの子の隣に居れるような存在になりたい。
だから、今日もあの子に会いに行く。そして挨拶をするのだ。まずはこれが第一歩になる。

｢や、山本君、おはよう…！｣

｢望月さん…。うん、おはよう｣

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山本幸大君落ちの小説です〜。
かなり雰囲気とかガラッと変えるので、苦手だな〜って人は回れ右！
良いよ〜って人はそのままどうぞ！執筆状態：更新停止中