#19 ページ19
人間とは困ったもので。
尿意
これを一度感じたら我慢するのは難しい。
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SM「大変申し上げにくいのですが…」
部屋を出て行くウォヌヒョンのシャツをキュッと掴んで…。
SM「と、トイレに…ご一緒…」
JH「は?」
SM「ひいっ!!ごめんなさい我慢しますここでします!!!」
SG「お願いだからそれだけはやめて」
一瞬本気でガン飛ばしたジョンハニヒョン。
ぷるぷると震えれば眉を下げてごめんごめんと撫でてくれる。
隣で漏らしたらぶっ飛ばすよと呟く弟とは大違い。
SC「ソクミナ、我慢は…」
SM「でっ………きますぅ…」
CH「言葉とは違い顔と声は正直ですね」
JN「すっごいぷるぷるしてるソクミナ可愛い」
MH「ジュニヒョン…動画撮るのは流石に可哀想」
一斉にため息をつくメンバー一同。
グッ…と俯けば、ウォヌヒョンが乱暴に頭を撫でる。
WN「いいよ、大丈夫。なんかあったら俺が責任取るし。トイレくらい秒で済むから…」
拝啓、親愛なるCARAT。
キツネだのなんだのと呼ばれてるこの方、本当に良くできたお方です。
意外と優しさの塊なんです。今日から俺もウォヌヒョンペンです。
JH「…………いいよ、俺が行く。責任は俺が取る。」
拝啓、親愛なるCARAT。
ユン ジョンハンというこのお方、人間の形をした天使です。
テストに出るのでちゃんと覚えておいてください。
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スッキリした、という言葉を身を以て学んだ我々は、そーっとトイレから廊下を覗きます。
JH「よし、誰もいないね」
WN「ソクミナ、ハンソル、ジョンハニヒョンに続け」
VN「Yes,sir.」
SM「かしこまりました」
コソコソコソコソ。
足音1つ立てず、元いた楽屋へと足を運びます。
何かあった時以外、この足を止めてはなりません。
まぁ、何かあってはいけないのですが……。
貴「すみません、迷ってしまったのですが…」
何かあってしまったのだから仕方ないでしょう。
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MIYAVI(プロフ) - のののんさん» 応援ありがとうございます!頑張ります…!! (2020年7月29日 16時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - のののんさん» コメントありがとうございます!素敵だなんて…( ; ; )もしかして他の作品も読んでくださったんですか…?凄く嬉しいです(TT)!ソクミンさんのお話2作目もボチボチ考えているので、いつになるかは分かりませんが、また執筆させて頂きますね…! (2020年7月29日 16時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
のののん - 素敵なお話でした!!またドギョムのお話読みたいです!MIYAVIさんのお話どれも好きです!応援してます! (2020年7月25日 23時) (レス) id: dc211264bf (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - Marineさん» 完読お疲れ様です!ありがとうございます!!Marineさんの暖かいコメントで、とっても幸せな気持ちになりました。この作品を描いて良かったって思いました(TT)最後までお付き合いくださり本当にありがとうございます!!お世話になりました…! (2020年5月24日 18時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - Marineさん» 返信遅れました!!ごめんなさい!!( ; ; ) (2020年5月24日 18時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIYAVI | 作成日時:2019年7月13日 0時