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彼女との出会いは突然で。
貴「すみません、下の階の者ですけど。
足音と歌声が非常にうるさい……って思ってたらなんか凄く歌が耳に残って見事にハマってしまったのでよく歌ってる歌の曲名おしえてください。
あ、足音はうるさいので普通に文句言いに来ました。」
インターホンが鳴ってドアを開けた瞬間、これを一息に言い切って。
あ、えっと、はい、ごめんなさい。
って、混乱した頭を整理しながらやっとの思いで答えたのを覚えてる。
SM「きょ、曲名ですか?」
貴「はい。
えっと、なんか…明るい曲…」
SM「明る…?」
貴「んっと、確か…えっと…」
俺が首を傾げた瞬間、俯いて。
なんか…えっと…と、必死に言葉を捻り出し始める彼女。
貴「行動が下手でごめんなさいね〜みたいな歌詞の曲とか…!」
突如、顔を上げて。
キラキラとした大きな瞳で見つめてきた。
CARAT?サセン?なんて、不安ばかりが募る中、この笑顔を向けられたものだから、なんだか直視出来なかったのを覚えてる。
と、同時に。
SM「아낀다と言います」
反射神経と言うのだろうか。
思わず答えてしまったのも覚えてる。
貴「아낀다!はい、ありがとう!
私、下の階のパク Aと言います。
何か困った事あったらいつでもどうぞ。
そして、夜中の足音気をつけて?」
嵐のように。
嬉しそうに微笑みながら去って行く下の階の住人…。
後に、俺の想い人となるAと出会ったのはこの日。
俺たちSEVENTEENが、新しい宿舎に越して来て3日目の夜の事だった。
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MIYAVI(プロフ) - のののんさん» 応援ありがとうございます!頑張ります…!! (2020年7月29日 16時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - のののんさん» コメントありがとうございます!素敵だなんて…( ; ; )もしかして他の作品も読んでくださったんですか…?凄く嬉しいです(TT)!ソクミンさんのお話2作目もボチボチ考えているので、いつになるかは分かりませんが、また執筆させて頂きますね…! (2020年7月29日 16時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
のののん - 素敵なお話でした!!またドギョムのお話読みたいです!MIYAVIさんのお話どれも好きです!応援してます! (2020年7月25日 23時) (レス) id: dc211264bf (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - Marineさん» 完読お疲れ様です!ありがとうございます!!Marineさんの暖かいコメントで、とっても幸せな気持ちになりました。この作品を描いて良かったって思いました(TT)最後までお付き合いくださり本当にありがとうございます!!お世話になりました…! (2020年5月24日 18時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - Marineさん» 返信遅れました!!ごめんなさい!!( ; ; ) (2020年5月24日 18時) (レス) id: a7bc1f7132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIYAVI | 作成日時:2019年7月13日 0時