拾ってくれた人は歌い手【96猫】

19話 ページ20

96猫side

家に帰るとAはわしの服を着て寝ていた

涙が止まらなかった

『くろおねぇちゃん？どうしたの？』

Aが起きてわしの事を抱きしめてくれた

96「ごめんね！A」

『どうしたの？』

96「わしとAちょっとだけお別れしないと行けないの(涙)」

『……いやだ(涙)』

96「でもね、わしの仕事が落ち着いたら迎えに行くからね？(涙)」

『いやだ！離れたくない(涙)』

96「仕事がない日に遊びに行くから」

『嫌だよ…ほら…みんな私を捨てる(涙)』

96「捨てないよ！やっぱり！やめた！！」

『え？』

96「離れたくない！Aと離れたくないからつっきーにめっちゃ交渉する！」

『え？』

96「大丈夫だよ！絶対にわしらは離れない！」

『ほんと？(涙)どこにも行かない？』

96「うん！どこにも行かないよ！」

わしはAをギューして寝た！





Aの体温暖かい！

現在の時刻10時です！

なんと！今日予定が無くなりました〜

ヽ(*´∀｀)ノｲｪ-ｲ

つっきーが多分もうそろそろで来ると思うけどわしはAと離れんからな！

つっきーの事だから分かってそう

あの天月パイセンだから絶対に理解してくれる

大丈夫！！


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

来ました〜

96「はいはーい」

Aはまだ寝てます

昨日2人で号泣して泣き疲れてます

天「お邪魔しまーす」

96「あ！Aまだ寝てるからね！」

天「起こさなくていいの？」

96「わしらは離れないから！！」

天「絶対にそう言うと思った」

96「うにゃ…」

やっぱり分かってやがった

さすがパイセン

天「96ちゃんがそれで無理がなかったらいいよ！」

96「夜遅くに帰ってきたりする時は預けようとは思うけど！何週間も離れるのは嫌！！」

天「うん！96ちゃんはそれでいいの？」

96「うん！！」

天「わかった！お互いに助け合おうね！辛くなる前に言うんだよ！」

96「うん！約束やで！」

天「うん！！」

『おはようOo(っд･｀｡)』

96「おはよう！」

わしはAを抱っこした

『つっきーだ！』

天「つっきーだよ〜」

96「わしら離れなくても住むよ！」

『ほんとに？』

96「うん！」

『よかった〜』

天「あ！ちゃんと食べるんだよ！」

96「今度誰かにご飯奢ってもらおうね〜」

天「え、こわ」

『まーしぃは？』

96「あ！いいね！Ｔくんとか誘ってご飯行きたいね！｣

天「いいね！！」



離れずに住みました！！！


ちゃんちゃん

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