俺とアイツ黄緑×黄 (ページ19)

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俺ページ19

･

｢はよー｣

あれからメンバーが次々来て、そしていま、俺の大好きな人が来た。

本当は今すぐにでも抱きつきたいけど、メンバーに付き合ってることは伝えてないから、そんなわけにもいかない。

なんて思ってたら、

うぐっ、お、重い、、

｢や、やぶ…、、｣

｢ひかるっ！おはよ！｣

｢おはよ、、、お、おもい、、離れろ、、｣

ぼーとしてた俺を見かねてか、後ろから抱きついて体重をかけてくる。

｢ひどいなぁ。返事してくれないから来たのに、、｣

何て言いながら横に座り直してくる。

｢それは、ごめんて、｣

『俺のこと考えてくれてた？』

顔を近づけたと思ったら耳元でそんなことをいってくる。

｢ばっ、そんなんじゃ、、！｣

｢ひか、顔赤いよ～？｣

あ、っ！ここ楽屋でメンバーいるじゃん！

知念が心配そうに聞いてくるのを境にメンバーみんなの視線が俺に集まる。

JUMPはメンバーに何かあったり、面白いことがあるとなにかと気にかけるんだ。

これはグループのいいとこではあるけどこの状況は、、視線を集めたくなかったな。

だって、ほら。

｢やぶひか？！｣

ゆうとはカメラ片手にはしゃいでるし、

｢うわぁー！やぶがひかるにてぇーだしてるー｣

伊野ちゃんは茶化してくるし、

発端の本人の知念はニヤついてるし、

｢あーもう、お前らうるさい。｣

騒ぎが大きくならないように言ったのに。

｢あ、俺とひかる付き合うことになったから。｣

このやぶの一言でまたメンバーが騒ぎだしたのは言うまでもない。