妹を蛞蝓なんかに渡さない【双黒】

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兄に続き、この作品の主人公とも云えるこの私。
最近、中也さんに色々なことに誘われています。
例えばお茶やら、お出掛けやらデェトの類いのものばかり。



まあ全て奢りは中也さんなので善く一緒に行きます。
中也さんの心はピュアっピュアの青春ハート。
私達の歳では高校3年生。 一番 青春時です。 多分←


中也さんのことは第二の兄的存在として見てます。
恋愛フラグ？ そんなもん折るにきまってるじゃないですか←
そして私には好きではあるが嫌いな人がいる。


一人は兄である太宰治。 兄は余りにも過保護過ぎて、もし彼氏出来たーとか云ったら監 禁されるかもしれないほど危ない存在…だけどたった一人の家族なのでとても大切。




もう一人は森鴎外とか云う幼女趣味野郎。 お世話になってはいるがウザイ。
拉致された時、森さんが私を見た時こう云ったんですよ？



「え、可愛過ぎないこの子。 エリスちゃん並みの天使←←」



あの時思ったことはなんだコイツです。
その時、兄は汚物でも見るかのような目をしてたな。

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