【Q/K】kwkmさん、邪魔です

勘違い ページ19

you side









大里「どれにします？」



『っ！…あ、えっと、……』









川上さんはこちらに背を向けているせいか私たちに気づいていない


早く食べて帰ろう









『じゃあ、このパスタで､､』


大里「へ〜Aちゃんってこういうの好きなんだねぇ〜」









大里さんが私を舐め回すように見てくる



しかも呼び名もどんどん馴れ馴れしくなってる､､



いろいろと考えていたら料理が運ばれてきた









大里「わ〜Aちゃんのパスタ、美味しそうだね〜」


『そ、そうですね！』


大里「あ〜〜」









すると大里さんは大きな口を開けてこちらに寄ってきた









『え、？』


大里「も〜Aちゃん！こういう時ってあーんしてくれるもんでしょ！」









え


大里さんってこんな人だっけ？








『私たち付き合ってもないしそれはちょっと……』


大里「いいから早く！」









そんな……


後ろには川上さんもいるからな……









『…わ、分かりました…』


大里「ん、早く！」








フォークにパスタを巻き付ける









『……あ、あーん』








口元にフォークを運ぶと大里さんは口を閉じた









「……え、A、？」









背後から聞き覚えのある声がした

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