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気がつけばもう2者懇談の5日目まで日が経っていた
今日、今日初めてちゃんとジミン先生としっかり話すかもしれない
今まで喋った事ない訳じゃなかったけど、プリント渡すだけとか、挨拶するだけとかだったから
ほぼ喋ったのカウントに入らない
「A今日の放課後やばいんじゃない?」
『え、それどういうこと』
「先生にあんな事されたり、こんな事されたり!」
『ばか!そんなわけないでしょ。何考えてんの』
「でも、順番なんて適当って言ってたくせに、わざわざ言い直してAを最後にしたんだよ?なにか意味があると思わないの?」
まぁ、確かに、それは気になってた
けど、今日はあんまり期待しないって決めてる
そもそも期待するような気持ち向こうには無いんだから
『無いとは言いきれないね』
「Aってさ、だいぶ前から思ってたけど、ジミン先生に興味無いね〜」
『え?』
「みんなジミン先生!ジミン先生!なのに、Aはジミン先生?誰それ?みたいな感じだよね」
『そうかな、、』
「ん〜、案外その方がジミン先生に好かれてたりして〜」
『そうやって勝手に妄想膨らまさないこと』
「はいはい、すみませんね」
ジミン先生のことを好きなのは友達にも隠してる
表に出てないからきっと誰にもバレてない
この調子で今日の放課後も平然を装って、普通に会話して、普通に帰ろう
____
放課後
いよいよ次は私の番
って時に、私の一つ前の順番の子との懇談が結構長い
最初はまだ明るかった空の色も
今ではもう薄暗い
『まだかな〜』
と、独り言まで出てしまった時
ガラガラと、教室が開いた
JM「うわ、外暗すぎ」
先生が教室を出て第一声目はそれだった
私と目が合って
JM「最後だよね。遅くなってごめんね。これ以上教室で話すと夜帰るの危険だし、どうしようかな、、」
先生がそう言って悩む
私は"じゃあ明日の放課後にしてください。"と言おうと思って、口を開けた
その方が今日するより全然いいし、その考え方の方が自然だし
でも、私が言う前に先生がそれを塞いで
JM「じゃあ、僕が車で家まで送るから、車の中で2者懇談しない?」
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つ(プロフ) - ジミン先生!イケマセン!!と心の中で雄叫びを上げながら続きを楽しみに待ってます♡ (2022年5月21日 20時) (レス) @page5 id: 208f288d8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真 | 作成日時:2022年5月20日 20時