先生実はね【JM】 (ページ4)

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正直、そこから夕方までの授業の内容はほぼ頭に入ってない

寝ずにちゃんと授業も受けてたけど、2者懇談の事で頭でいっぱいで

1番最初も嫌だけど、1番最後も嫌になってきた

真ん中でいい！真ん中の順番でいい！

そして、なるべく早く終わらせよう

あんまり長く話しちゃうと緊張するし、あんまり顔見られたくないし、、

って、そんな心配しなくても話は長くならないか

＿＿＿＿＿＿

いよいよその時がきた

学校の帰り際にこんなにも緊張したことは無い

男子は2者懇談めんどくせぇ、とか早く終わらしたいとかって言ってたけど

女子は誰しもが最後を狙ってる

最初が最後、真ん中なんて意味が無いと

できるだけジミン先生に覚えて貰えるようになるべくその二択がいい、出来れば、最後がいい。と

私は真ん中でいい。真ん中、、来い！

先生はまだ皆の名前を覚えていないらしく、出席番号で順番を発表するらしい

JM「えっと、皆さん"お待ちかね"の順番の発表します」

言い方がまたいたずらっ子みたいな顔になってる

先生は案外みんなをいじめるのが好きだったりして

JM「まず1日目は、、、」

1日目には私は呼ばれなかった

友達は呼ばれた。その瞬間私と顔を合わせて悔しそうな顔をして、笑いあった

その後、2日目、3日目、4日目も私が呼ばれることはなかった

そこまで来たら期待してしまうのは人間の悪い癖

段々と、もしかして、もしかして、と思ってしまう

JM「そして、最終日の5日目は、、、」

5番、5番と最後に呼ばれたらどうしよう、、

JM「3番、20番、34番、21番、16番、5番、30番」

最後から、、2番目

なぁんだ、淡い期待して損した

急に心臓の高鳴りも消えた

友達と顔を合わせて、安心の表情を見せた

まぁ、恨まれなくて済むからいっか

JM「あ、最後間違えたかも。5番、30番じゃなくて30番、5番ね」

嘘、、

今、なんて言った？？

私は再び友達と顔を合わせた

友達は信じられない！って顔してた

私の方が信じられない

嬉しさ半分、恨まれるだろう半分

私は2者懇談の5日目どうすればいい