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毎日の憂鬱な学校も、ジミン先生の授業がある日はそれが憂鬱ではなくなる
「Aおはよ〜」
『おはよ』
「あ!そうだ、ねぇ!聞いた??」
『何を??』
「ジミン先生、私たちのクラスの担任になるんだって!」
『え?!どういうこと??』
「私らの担任が体調不良で入院しちゃって、その入院期間だけ代わりにジミン先生が担任してくれるらしいよ!」
嘘でしょ、、
これは、神様が舞い降りてきてくれたのかもしれない
『それ、結構やばいね』
「そうね、、やばい」
その続きを喋ろうとしたところで朝のチャイムがなった
そして、教室に入ってきたのは
ジミン先生だった
女子はざわめき、男子は喜んでいた
もちろん私も、態度には出さないけれど心の中で喜んだ
JM「皆さん、おはようございます。僕が突然教室に入ってきたから驚いた人もいたかと思います。何故、ここに居るのか。それはもう知ってる人もいると思いますが、皆さんの担任の先生が、、、」
そこからはもう耳に入らなかった
目からの情報だけでいっぱいいっぱいだった
これからしばらくの間、先生の授業がない日でも会うことが出来る
嬉しいなぁ、、なんて思ってたらもう教室に先生の姿はなかった
「A今の聞いた?!」
『って言うか、もうジミン先生どっか行ったの?』
「うん、次別のクラスで授業あるらしいからね」
『あ〜、そっか。で、今のって何?』
「んも〜、Aってほんと人の話聞かないね」
友達に少し呆れられ、私は苦笑いした
『ごめんごめん!』
「ジミン先生がね、皆のことよく知るためにこれから5日間かけて2者懇談するってさ」
『2者懇談??何それ!』
「これから5日間の放課後、一人一人先生と二人きりで話するんだとよ」
『それ、順番は??』
「それがね〜、順番は先生が決めるらしいよ」
『嘘!じゃあ1番最後になっちゃったりしたら、、』
「まぁ、女子に恨まれるよね。でも、2者懇談1番最後になるって強運の持ち主だよ。順番は適当に決めますとか言ってたけど、最後に選ばれたらその子は適当じゃなくて、先生が本当に話したい子だったりして!」
『、、それなら、選ばれたくないね!恨まれたくないし!』
「まぁねぇ、、でも私ちょっと選ばれたい気もするけどな〜」
嘘、本当は誰よりも選ばれたいのは私
『ね、その順番っていつ分かるの??』
「今日の帰りに分かるって言ってた!」
『りょうかい!ありがと』
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つ(プロフ) - ジミン先生!イケマセン!!と心の中で雄叫びを上げながら続きを楽しみに待ってます♡ (2022年5月21日 20時) (レス) @page5 id: 208f288d8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真 | 作成日時:2022年5月20日 20時